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Bingの検索結果から削除された時の復旧方法&原因

Bingの検索結果から削除された時の復旧方法&原因 サイト運営(レンタルサーバ&GA4)
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ある日突然、当サイトがBingの検索結果に表示されなくなり、インデックスからも削除されるという現象に遭遇しました。
原因が判明し対策を行ったところ、無事にインデックスが回復し検索結果にも表示されるようになったのでその経緯と対策をまとめました。

Bingの検索結果に表示されなくなる現象に悩まされるサイトは多いようで、検索をすると結構な数のサイトが記事にしていました。
しかしいずれのサイトも根本的な原因がわからず、具体的な対応策も示していなかったので、今回記事にすることにしました。

結論からお伝えすると当サイトの原因は、「記事ページではなくfeedがインデックスされていた」と「月で分割したサイトマップで記事が重複していた」の2点です。

Bingの検索結果に表示されなくなって困っている方はぜひご一読ください。
もし原因が当サイトと同じであれば、当サイトで実証された有効な対応策も記載しているので必ず役立ちます。

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Bingの検索結果に表示されなくなる現象

インプレッションが0になる

当サイトの場合、Bingの検索結果に表示されなかった期間は約7か月です。
2025年7月中旬にインプレッションが0になり、検索結果に表示されない期間が続きます。

2025年7月中旬にインプレッションが0に。
2025年7月中旬にインプレッションが0に。

9月末にわずかに表示されていますが、表示されたのは画像のみでサイトのへの流入につながっていません。

インデックスが減少する

インプレッションが0、つまりBingの検索に表示されなくなって1か月程度が経過すると、インデックス数が減少し始めます。
9月中旬にはインデックス数が100を切りました。

インデックス付きページも減少。
インデックス付きページも減少。

10月からインデックス数が回復したのは、問い合わせをしたからです。
問い合わせをしたら検索結果に表示されたとの情報があったので実施しましたが、インデックス数が回復し始めますが、結果としてインプレッションは回復せず、Bingの検索結果には表示されませんでした。

10月からインデックス数が回復したことで、そのうち検索結果に表示されるだろう判断したことで、Bingの検索結果には表示されない期間はずるずると延びていきました。

Bingへの問い合わせは無意味でしたが、以下の内容を日本語で問い合わせました。
問い合わせをしたのは2025年9月16日です。

問い合わせた内容
  • インデックスの数が減少している。
  • ガイドラインには準拠しているから確認して欲しい。

問い合わせから約1か月後に10月3日に以下の内容の返信がありました。

Bingからの返答
  • 製品レビュー グループに送付してさらに評価を進めました。
  • 審査プロセスは、サイトの複雑さにもよりますが、通常数週間かかります。審査が完了すると、メールで通知をお送りします。

なおこの返信から進展はなく、メールでの通知もありません。

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Bingの検索結果に表示されなくなったらまず確認する3項目

2025年の12月から再度インデックス数が減少し、2026年1月にインデックス数が100件を切ったことで、改めて原因を探り対策をする決意に至ります。

Webサイトやブログに限った話ではありませんが、原因を探る時は短時間で潰せる原因・可能性からあたっていきます。

仕事でも不具合があるとアプリやソフトの不具合から疑う人がいますが、ほとんどの場合はその可能性は低いですし、実証するのに時間がかかります。
そしてほとんどの場合は作業工程のミスやヒューマンエラー、いわゆる人的ミスです。

ということで以下の3点をまずは確認します。

海外掲示板のRaddit、ガイドラインや様々なサイトから情報を収集した結果、以下の3点をまずは確認します。

最初に確認すること
  • 著作権に関連する削除通知
  • サイトエクスプローラ―の「マルウェアのあるURL」
  • サイトエクスプローラーの「ガイドラインの問題があるURL」

著作権に関連する削除通知

まずはBing Webmaster Toolsのメニューから「著作権に関連する削除通知」を確認します。
ここに表示があるとBingの検索結果に表示されなくなる可能性が高くなります。
実例は見つけられませんでしたが、サイト運営の視点からも必ず確認した方が場所です。

Bing Webmaster Toolsの著作権に関連する削除通知のページ。
Bing Webmaster Toolsの著作権に関連する削除通知のページ。

サイトエクスプローラ―の「マルウェアのあるURL」

サイトエクスプローラーのにはいくつかのフィルタがありますが、その中に「のあるURL」という項目がないか確認します。
抵触している場合は項目が表示されるとの情報がRadditにありました。
そして表示がある場合はかなりの確率でBingの検索結果に表示されなくなります。

Bing Webmaster Toolsのサイトエクスプローラのページ。
Bing Webmaster Toolsのサイトエクスプローラのページ。

URLの表示がある場合は、怪しいサイトやソフトウェアにリンクを貼っていないかを確認します。
なおサイトが外部侵入からマルウェアに感染する可能性は、レンタルサーバーのセキュリティ対策を考えればかなり低いです。

サイトエクスプローラーの「ガイドラインの問題があるURL」

同じくサイトエクスプローラーのフィルタにある「ガイドラインの問題があるURL」という項目を確認します。
下図では何も表示されていませんが、抵触している場合はURLが表示されます。
当時は当サイトもURLが4つありました。

Bing Webmaster Toolsのサイトエクスプローラの「ガイドラインの問題があるURL」。
Bing Webmaster Toolsのサイトエクスプローラの「ガイドラインの問題があるURL」。

当サイトの場合はURLが4つありましたが、うち3つはfeedとスラッグを変えた古いURLでした。
存在する1ページのみにだけ加筆・修正を行ったところ1週間ほどで表示がなくなりました。

このタイミングでfeedがインデックスされていることに違和感を覚えたのでさらに調査をすすめました。

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Bingの検索結果に表示されなくなったら確認する2項目

feedのインデックス

feedがインデックスされていることに違和感を覚えたので、サイトエクスプローラーの「インデックス付きURL」を確認します。
以下は一例ですが、どのページもfeedばかりがインデックスされています。

Bing Webmaster Toolsのサイトエクスプローラの「インデックス付きURL」。
Bing Webmaster Toolsのサイトエクスプローラの「インデックス付きURL」。

では肝心の記事本体がどうなっているのかを確認します。
「すべてのURL」で確認したところ、そもそも表示がない(Bingに認識されていない)か、表示があってもことごとく「除外」されていることが分かりました。

Bing Webmaster Toolsのサイトエクスプローラの「すべてのURL」。
Bing Webmaster Toolsのサイトエクスプローラの「すべてのURL」。

Cocoonの場合はトップページ、カテゴリ、タグ以外、つまりは記事の場合、「/(root)」と並列で存在するfeedはコメントフィードです。

当サイトの場合、コメントは許可していないのでコメントfeedが更新されることはなく、「更新されないサイト」と評価されていると考ることができました。
なぜfeedがインデックスされるのかは後述しますが、記事がインデックスされるように対策を行います。

さらにすでにインデックスされているfeedへの対応もあわせて実施します。

多数のfeedがインデックスされている場合、feedがインデックスされないように対応しつつ、登録されているfeedの対応も行う。

feedのインデックス対策
  • 記事からfeedへのリンクを削除する。
  • feedを記事への301リダイレクトにする。

記事からfeedへのリンクを削除する

feedへのリンクは<head>内で<link>タグで読み込まれます。
これらのタグを削除するには、テーマファイルを編集する必要があります。

記事からfeedへのリンクを削除します。
「https://example.com/xxxxx/feed/」だけ削除すればよいのですが、念のためほかのfeedも削除します。

削除したいHTMLタグ
<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="○○○○○" href="https://example.com/feed/" />
<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="□□□□□" href="https://example.com/comments/feed/" />
<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="△△△△△" href="https://example.com/xxxxx/feed/" />

記事の編集では削除できないので、子テーマのfunction.phpに以下のコードを追加します。

function.phpに追加するコード
// フィードリンクを除去
remove_action( 'wp_head', 'feed_links', 2 );
remove_action( 'wp_head', 'feed_links_extra', 3 );

feedを記事への301リダイレクトにする

続いてすでにインデックスされているfeedの対策を行います。
feedファイルを生成しないようにする方法もありますが、feedファイルをなくすと404エラーになり大量の404エラーが発生することになります。
大量の404エラーはサイトの評価を下げる要因になるので、feedファイルはそのままにして301リダイレクトを使用します。

feedを301リダイレクトにする方法はいくつかありますが、「function.phpに追記する」方法か「Redirection(プラグイン)を使用する」方法が簡単です。

記事のfeedを記事ページのへの301リダイレクトにします。
具体的には、「https://example.com/xxxxx/feed/」を「https://example.com/xxxxx/」に301リダイレクトにします。

子テーマのfunction.phpに追記する場合は、以下のコードを追加します。

function.phpに追記するコード
// フィードへのアクセスを301リダイレクトにする
add_action('template_redirect', 'redirect_comment_feed_to_post');
function redirect_comment_feed_to_post() {
    // 個別記事(is_singular)のコメントフィード(is_comment_feed)であるか判定
    if ( is_comment_feed() && is_singular() ) {
        // 元記事のURLを取得
        $post_url = get_permalink();
        
        if ( $post_url ) {
            // 301リダイレクトを実行して終了
            wp_redirect( $post_url, 301 );
            exit;
        }
    }
}

Redirection(プラグイン)を使用する場合は以下の設定を行います。

Redirectionで設定する内容
feedを記事ページに301リダイレクトするRedirectionの設定。
feedを記事ページに301リダイレクトするRedirectionの設定。

ソースURLには以下を入力します。
「正規表現」にチェックを入れないと動作しません。

/(.*)/feed$

ターゲットURLには以下を入力します。
ドメイン部分は適宜変更してください。

https://example.com/$1/

この対応で新たにfeedがインデックスされることはなくなり、すでにインデックスされているfeedも301リダイレクトになるので記事そのものがインデックスされるようになるはずです。

ではなぜ記事本体ではなくfeedがインデックスされていたのかを探ります。

サイトマップのURLの合計数

Bing Webmaster Toolsでサイトマップを確認すると、「検出されたURLの合計数」が異常に多いことに気付きました。

以下はサイトマップを修正した後なので正しいURLの合計数になっていますが、約1,200件になっていました。

Bing Webmaster Toolsのサイトマップのページ。
Bing Webmaster Toolsのサイトマップのページ。

原因は、月別に分けていた記事のサイトマップファイルの半数が同じ件数で、内容も同じだったことに起因します。
当時のキャプチャはありませんが以下のような感じです。

サイトマップURL検出されたURL
sitemap-posttype-post.202601.xml19
sitemap-posttype-post.202512.xml20
sitemap-posttype-post.202511.xml18
sitemap-posttype-post.202510.xml16
sitemap-posttype-post.202509.xml17
sitemap-posttype-post.202508.xml21
sitemap-posttype-post.202507.xml120
sitemap-posttype-post.202506.xml120
sitemap-posttype-post.202505.xml120
sitemap-posttype-post.202504.xml120
sitemap-posttype-post.202503.xml120
sitemap-posttype-post.202502.xml120
sitemap-posttype-post.202501.xml120

Bingの場合、サイトマップへの依存度が高く、サイトマップが正確でないとサイト評価が下がる傾向が強いです。
これはAI(Copilot)から得た情報ですが、サイトマップが誤っていてインデックス数が激減した実例もいくつか見つけたのでかなり信用できる情報だと思います。

サイトマップファイルが正しいか確認をします。
サイトマップのURLの確認だけではなく、URLの合計数が正しいか否かを確認します。
URLの合計数が厳密に一致しているかを確認するのではなく、大きくかけ離れていないかを確認します。

正しくない場合は以下の対応を行い、サイトマップのURLが変わる場合は登録しなおします。

Bing Webmaster Toolsで新しいサイトマップが反映されるまでには10日くらいかかります。
反映されないからと頻繁にURLを変えると余計に時間がかかるので、変更後は10日間は静観します。

サイトマップの合計URLが正しくない場合
  • 月や年で分割している場合は、URLの合計数が正しくなるように修正する
  • 修正が難しい場合は分割方法を変えるか、分割をやめて合計数が正しくなるように修正する
  • サイトマップ用のプラグインを変更することも検討する
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Bingの検索結果に復活したらすること

古いサイトマップの対処

サイトマップの分割方法を変えた場合は古いサイトマップの対処もしておきます。
と言うのも、bingbotは異常にサイトマップファイルを探します。
以下はRedirectionの404エラーログを「bing」でフィルタした結果ですが、現在は登録されていない過去のサイトマップをクロールしています。

Redirectionの404エラーログ。
Redirectionの404エラーログ。

Bing Webmaster Toolsに正しいサイトマップのURLを登録してあれば、古いサイトマップの404エラーは放置してもおそらくは問題ないです。
当サイトの場合も気付いたら都度対応する程度ですが、404エラーは気持ちの良いものではないです。

また無駄なクロールになるので、効率の良いクロールとは言えません。
そこで存在しない古いサイトマップのURLは410エラーにします。
聞きなれないエラーかもしれませんが401エラーは恒久的な削除を意味します。
ページが意図的に削除され今後復活しないことを意味するので、Bingがインデックスから削除して、結果的に効率的にクロールしてくれることが期待できます。

優先度は高くないので、インデックス数が復活してBingの検索結果に表示されてからの対応で十分です。

古いサイトマップのURLは410エラーにします。
401エラーは恒久的な削除を意味するので、Bingがインデックスから削除して、結果的に効率的にクロールしてくれることが期待できます。

今回はRedirection(プラグイン)で設定を行います。

410エラー
410エラーにするRedirectionの設定。
410エラーにするRedirectionの設定。

上記の内容でRedirectionの設定を行います。
歯車マークの設定アイコンを押せば、上記の入力欄が表示されます。

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Bingのクロール状況を確認する方法

Bingの検索結果に表示されなくなった場合、様々な対応をしても復活するまでの間は不安になります。
Bing Webmaster Toolsでもインデックス数は確認できますが、反映されるまでには3日~7日くらいのタイムラグがあります。
対応方法が正しいのか、状況が好転しているのかはブラックボックスのように思えますが、Bingのクローラー(bingbot)のアクセス状況を調べることで、ある程度は把握できます。

どのような変化があれば良いのか、状況が好転しているのかを簡潔にまとめます。

サーバーのアクセスログファイルは、契約しているレンタルサーバーの管理画面から取得できます。
.logだったり拡張子がない場合もありますが、メモ帳なのどテキストエディタで開くことができます。

bingbotのアクセスを抽出する
  • bingbotのUA(User Agent)には「bingbot/2.0; +http://www.bing.com/bingbot.htm」の文字列があります。
  • 「bing」や「bingbot」の文字列をテキストエディタで検索するか、Excelやスプレッドシートでフィルタリングします。

Bingの検索結果に表示されない時、インデックスが少ない時はbingbotのそもそものクロールが少ないです。

Bingの検索結果に表示されない時
  • bingbotのクロール(アクセス)が少ない。
  • クロールは、https://example.com/xxxxx/ など記事URLのみになる。

対策・対応がうまくいくとクロールの状況に変化があります。

Bingの検索結果に復活する時
  • bingbotのクロール(アクセス)が増え、サイトの規模にも依存するが、数十単位になる。
  • サイトマップを登録しなおした場合、新しいサイトマップをクロール(アクセス)する。
  • https://example.com/xxxxx/ など記事URLのほか、jpgやpngなどの画像ファイルやJSファイルもクロールされる。
  • 記事URLに加え、カテゴリページやタグページもクロールされるようになる。
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Bingの検索結果に表示されなくなった原因

ガイドラインに抵触したページが複数あった

7月にBingの検索結果に表示されなくなったそもそもの原因は、ガイドラインに抵触したページが複数あったからと推測しています。
「ガイドラインの問題があるURL」にその痕跡があったのでこれも確度は高いと考えています。
なお当該記事は加筆・修正しています。

その後サーバ移転を実施し、状況が複雑化したと推測できます。

feedがインデックスされた原因

feedがインデックスされた原因は完全に推測になりますが、結構的を射ているのではないかと考えています。

まずサイトマップ(XML)の分割が何らかの理由できちんと分割されず内容が重複してしまった。
何らかの理由と言うのは、サーバ移転を実施した時点でWordpressのアウトポートとインポートを実施したことに起因するのではと考えています。

サイトマップ(XML)が正確でないと、更新内容を得るには都度ページをクロールする必要があります。
これでは負荷がかかるので、ファイル容量の軽いfeedファイルをクロールしてインデックスしたと考えられます。

なお当サイトではIndexNowプラグインを導入していました。
このことからBingの場合、IndexNowの通知だけではインデックスの要件を満たさず、正確なサイトマップもマストであることが伺えます。

インデックスから削除された原因

インデックスされたfeedファイルの内容はコメントフィードでした。
当サイトではコメントを許可していないのでこのfeedが更新されることはありません。

つまり、まったく更新されないサイトとして評価され、結果的に使われないインデックスは徐々に削除されていきます。

インデックス数を回復するために記事を更新しても、サイトマップが正確ではないので記事はクロールされず、インデックスが増えることはありません。
さらにガイドラインに抵触したページを修正しても、記事はクロールされないので再評価されることもありません。

更新されないサイトというレッテルのまま抜けだせずにいたわけです。
まさに負のループに陥っていました。

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まとめ

Bingの検索結果に表示されなくなったらまずは原因を明確にする必要があります。

まずは、サイトエクスプローラーの「ガイドラインの問題があるURL」と著作権に関連する削除通知がないかを確認します。

Youtubeの動画の埋め込みが原因だと疑う場合は、サイトエクスプローラーの「ガイドラインの問題があるURL」にそのURLがあるかを確認しましょう。
ちなみに当サイトでもいくつかの記事にYoutubeの動画を埋め込んでいますが、問題はありません。

次にインデックスされているページのURLを確認して、feedばかりがインデックスされていないかを確認してください。

さらにサイトマップのURLの数に異常がないか、分割したサイトマップのURLの数に異常がないかを確認してください。

これら以外の原因でBingの検索結果に表示されなくなるケースもあるとは思いますが、とにかく原因を明確にしてから対処することをおすすめします。

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