トラックボール初心者におすすめのProtoArc EM04を紹介しています。
親指トラックボールを試してみたい人におすすめです。
ProtoArc EM04 を購入した理由
トラックボールを試してみたい
ある日、Amazonを眺めていたら何気なくトラックボールが目に留まりました。
トラックボールは10年以上前に使ったことがありますが、完璧に操作することができずに挫折したことがあります。
10年以上前に挫折したトラックボールは人差し指でボールを転がすタイプでした。
今回に目に留まったProtoArc EM04は親指でボールを転がすタイプです。
少し興味がわき、試しに使ってみたくなりました。
価格が安い
ProtoArc EM04は、LogicoolのM575Sに激似なことで有名なのですが価格は約半分です。
クーポンを使用して2,990円だったので、この価格ならと試しに購入してみました。
値段も安いしトラックボールを試してみよう!
ProtoArc EM04 の特長
ProtoArcはマウスやキーボードなどの周辺機器メーカー
ProtoArcは、アメリカ合衆国テキサスに本社があるパソコン周辺機器のメーカーです。
正直に言うと知らないメーカーでしたが、パソコン周辺機器のメーカー数は数えきれないほどあるのであまり気にしませんでした。
付属品は、本体、USBレシーバー、USB-Cケーブル、説明書
付属品は本体と、本体に内蔵されているUSBレシーバー、充電用のUSB-Cケーブル、説明書です。
USBレシーバーは2.4GHzのワイヤレス接続のものでした。
2.4GHzのUSBレシーバーが付属しているので、Bluetooth接続ができないパソコンでも接続することができます。
USBレシーバーは本体に収納されています。
接続は、Bluetoothか2.4GHzのワイヤレス接続
2.4GHzのUSBレシーバーを使用しなくても、Bluetoothで接続することができます。
USBポートの数には限りがあるのでBluetooth接続ができるのは助かります。
この価格でもBluetoothと2.4GHzのワイヤレス接続の両方に対応しているのは、LogicoolのM575Sを強く意識していることがわかります。
パソコンとの接続はスムーズ
パソコンとの接続は非常にスムーズにできました。
本体の底面にあるボタンを長押しするとLEDが点滅して、ペアリングの待機状態になります。
ペアリングの待機状態になると、パソコンのデスクトップに通知が出てくるので、「接続」を選択すれば設定は完了です。
デスクトップに通知が出てこない場合は、設定からProtoArc EM04を追加します。
「設定」から「Bluetoothとデバイス」と進み、「デバイスの追加」を選択します。
Bluetoothを選択し、「ProtoArc EM04」が出てきたら選択するだけです。
「ProtoArc EM04」が表示されない場合は、本体の底面にのLEDが点滅して、ペアリングの待機状態になっているかを確認します。
5ボタンマウスにトラックボールが追加されたような本体
ボタンは、左クリック、右クリック、進むボタン、戻るボタン、スクロールホイールと5ボタンマウスと同じ構成です。
唯一異なる点はトラックボールがある点。
トラックボールは親指で操作することになります。
マウスであれば進むボタンと戻るボタンは親指で操作しますが、トラックボールの場合は人差し指で操作します。
ホイールも人差し指で操作することになるので、人差し指が忙しくなりますね。
ホイールは中指で操作することもできるので、この場合は中指が右クリックもカバーすることになります。
右クリックは薬指ですることもできますよ。
マウスとは異なり、指の役割が比較的自由に自分で決めることができるのもトラックボールの特徴だと思います。
クリックは静音
ボタンはいずれも静音仕様です。オフィスでも使えますね。
スクロールホイールはやや引っかかりが強めな印象です。
下スクロールはスムーズで比較的スムーズですが、上スクロールはやや引っかかりが強く、歯車がこすれる音がします。
そこまで気にはならないですが、高級マウスやスムーススクロールのマウスを使っている人は、やや安っぽい印象を受けると思います。
個人的な感想ですが価格を考えれば及第点です。
DPIは5段階から選べる
DPIは200・400・800・1200・1600カウントの5段階から選べます。
本体のスクロールホイールの下にあるボタンがDPI変更ボタンになっていて、1回押すごとに、200 → 400 → 800 → 1200 → 1600 → 200 … とDPIが切り替わる仕組みです。
DPI変更ボタンの下には赤色LEDがあり、この赤色LEDの点滅速度がDPIと連動して変化します。
赤色LEDはDPIの切り替えの時のみ点滅する仕様で、普段使っている時は消灯しています。
トラックボールのメリット・デメリット・使い方のコツ
トラックボールのメリット
手首に負担がかからず、腱鞘炎になりにくい?
トラックボールは手首の動きが少ないので腱鞘炎になりにくいと言われています。
ただこれは使い方しだいだと私は思います。
まずはトラックボールを手首の角度が自然になる位置に置くことが大切です。
ProtoArc EM04は本体に角度が付いているので、体との距離と置く角度が重要です。
省スペースで済む
トラックボールはマウスとは異なり本体を動かす必要がありません。
その分だけ省スペースで済みます。
トラックボールのデメリット
操作に慣れるまでは違和感がある
トラックボールを使い始めてイチバン初めにぶつかる壁が違和感です。
2~3時間程度使っていればある程度は操作できるようにはなりましたが、細かい操作まで完璧にできるようになるまでには時間がかかりそうです。
カーソルの大きな移動、細かな操作は苦手
トラックボールの場合、カーソルを親指で動かすことになるので距離があるカーソル移動は苦手です。
ボールを払うようにすれば大きく距離を稼ぐことはできるので、この点は慣れの問題だと感じました。
また細かな操作も苦手です。
画像処理ソフトや描画ソフトでは使いにくかったです。
カーソルが固定しきれないというか、ピンポイントで動かすことが難しいと感じました。
トラックボールの操作のコツ
クリック時にカーソルが動いてしまう時は、ボールから指を離さない
トラックボールに親指を離してクリックすると、カーソルが動いてしまう方はいませんか?
それであれば、トラックボールから指を離さないでクリックしてみてください。
逆に親指を乗せたままでクリックしてカーソルが動いていしまう方は、指を離してクリックしてみてください。
不思議とカーソルが動かなくなりませんか?
トラックボールに親指を軽く乗せる
親指でトラックボールを操作する時に、グリグリと操作していませんか?
軽く乗せる程度、かる~く乗せるくらいで操作してみてください。
力まずに操作ができるので手が楽になります。
またクリックする時にカーソルが動きにくくなりますよ。
ProtoArc EM04 のまとめ
ProtoArc EM04 のおすすめ度
商品名 | ProtoArc EM04 |
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おすすめ度 | |
使用期間 | 2024年9月~ 1ヶ月未満(稼働中) ※ 2024年9月26日時点 |
操作に慣れるまでは大変かもしれませんが、価格的にトラックボールの入門用としておすすめできます。