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FIFINE AmpliGame D6をレビュー:作業効率アップ&リソースモニターとしても使える!

4.5
FIFINE AmpliGame D6をレビュー:作業効率アップ&リソースモニターとしても使える! 左手デバイスのレビュー
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今回レビューするFIFINE AmpliGame D6ストリームコントローラーと呼ばれるガジェットです

ストリームコントローラーは名前の通り、そもそもはストリーム=ライブ配信・ゲーム配信用のデバイスで、配信ソフトやアプリの操作、アプリの起動や切替、音響・サウンドの調整・操作などをワンタッチで行うことができます。
あらかじめ各キーに動作を登録して使用するので、配信以外の各種アプリケーションで使用する人も多数います。

各キーは液晶表示できるのも大きな特徴で、ガジェット好きであれば興味がわかないわけがありません。
以前からストリームコントローラーが気になっていたところでFIFINEからお声がけいただき、AmpliGame D6をレビューする機会を得ました。

FIFINE AmpliGame D6は15個のLCDキーで1.2万円台、セール時には約1万円で購入できるストリームコントローラーで、有名メーカーの15キーのモデルと比べると約半額で購入できます

比較的手が出しやすい価格ですが、その実力はどうなのか?
FIFINE AmpliGame D6を実際に使用してレビューしていきます。

なおレビューに使用したAmpliGame D6はFIFINEから提供いただきましたが、忖度なしの本音でレビューしています。

FIFINE AmpliGame D6の外観。
FIFINE AmpliGame D6の外観。

サンプル提供:FIFINE

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FIFINE AmpliGame D6の仕様・スペック

キー数15キー
サイズ138×92.5×38mm
重量※本体のみ、実測
接続USB Type-C

FIFINE AmpliGame D6のキー数は5列×3行の合計15キー
キーを切り替えるページとシーンという機能もあるので、15以上の機能も登録できます。
重量は実測値で217gで見た目よりも重く感じます。

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FIFINE AmpliGame D6のパッケージ・付属品

パッケージ

紫がベースカラーのパッケージでD6の表記が目立ちます。

FIFINE AmpliGame D6のパッケージ。
FIFINE AmpliGame D6のパッケージ。

ストリームコントローラーでは珍しいRGBライティング機能と、ストリームコントローラーらしく「Compatible with OBS」(OBS互換)の表記があります

パッケージのSwitchable RGBとCompatible with OBSの表記。
パッケージのSwitchable RGBとCompatible with OBSの表記。

付属品

付属品はシンプルで、AmpliGame D6本体のほかはUSB Type-Cケーブル日本語マニュアルのみです。

FIFINE AmpliGame D6の付属品。
FIFINE AmpliGame D6の付属品。

USBケーブルは両端がType-Cですが、一方にはあらかじめType-A変換コネクタが付いていました
デスク下などにパソコンがあってもケーブルが届くようにケーブル長は約2mあります。
細かい点ですが、配信する環境を考慮していることが伺えて好感が持てます。

USBケーブルは両端ともType-C。一方にはType-A変換コネクタが付いている。
USBケーブルは両端ともType-C。一方にはType-A変換コネクタが付いている。
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FIFINE AmpliGame D6本体

上面

デザインはとてもシンプルで、キー以外はAMPLIGAMEの表記があるのみです。
素材はプラスチックのようですが安っぽさは感じません。

FIFINE AmpliGame D6の上面。
FIFINE AmpliGame D6の上面。

側面

側面から見るとほど良く角度が付いていることが分かります。
実際に使用してみると丁度良い角度でした。

FIFINE AmpliGame D6の側面。
FIFINE AmpliGame D6の側面。

底面

底面には滑り止めのゴムが貼られています。
使用中に本体が滑ることはなかったのでしっかりと滑り止めが効いていました。

FIFINE AmpliGame D6の底面。
FIFINE AmpliGame D6の底面。

背面

背面にはUSB Type-Cポートと、ライティング切替用のボタンがあります。
ライティングが不要なら長押しでオフにすることもできます

FIFINE AmpliGame D6の背面。
FIFINE AmpliGame D6の背面。

キー部分

キー部分を拡大して見てみます。
奥に液晶があり、透明のパーツで覆われていることがわかります。
指紋が目立つ素材ですが、作りを考えれば当たり前のことなので気にはなりません。

FIFINE AmpliGame D6のキーを拡大。
FIFINE AmpliGame D6のキーを拡大。
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セットアップ

接続

付属のケーブルを使用してFIFINE AmpliGame D6をパソコンに接続します。
接続すると本体が光り電源が入ったことがすぐに分かりました。
ライティングも好みの光り方で満足感があります。

FIFINE AmpliGame D6を接続したところ。
FIFINE AmpliGame D6を接続したところ。

キーには「?」の表示があるだけなので、アプリをインストールして設定を進めます。

FIFINE AmpliGame D6の初期表示。
FIFINE AmpliGame D6の初期表示。

アプリインストール

アプリはFIFINEのWebサイトからダウンロードします
FIFINEのWebサイトにアクセスしてメニューのSoftwareからダウンロードページに進めます。
マニュアルにもダウンロードページのURLは記載されています。

FIFINEのWebサイトのダウンロードページ。
FIFINEのWebサイトのダウンロードページ。

キー登録

アプリ「fifine Control Deck」をインストールしたら各キーに機能を割り当てていきます。
キー割当ての考え方は2つで、1つ目が特定のアプリケーションに紐づかない設定
2つ目は特定のアプリケーションに紐づけ、そのアプリケーションの時に動作する設定です。

デフォルトシーン

アプリを開くと「デフォルトシーン」が表示されていたので、特定のアプリケーションに紐づかない設定を進めることにします。
要は「パソコンを立ち上げてまずすること」を割り当てることにしました。

fifine Control Deckの初期画面。
fifine Control Deckの初期画面。

私の場合はChrome、画像編集ソフト、たまにゲームなのでそれぞれ割り当てます。
割り当てる方法は2種類あり、1つ目はショートカットアイコンをドラッグ&ドロップする方法

ショートカットアイコンをドラッグ&ドロップで登録。
ショートカットアイコンをドラッグ&ドロップで登録。

もう1つはメニューの「ツールボックス」から「アプリオープン」をドラッグ&ドロップして、アプリケーションを個別に選択する方法です。

「アプリオープン」からアプリケーションを登録。
「アプリオープン」からアプリケーションを登録。

アプリのアイコンがそのまま表示されますが、任意のアイコンに変更することも可能です。
とりあえず変更せずに使用します。

おもしろいプラグインがあったので登録してみました。
1つ目は天気予報。
もう1つは指定したYoutubeチャンネルの最新の動画・配信を表示できるプラグインです。
チャンネルアイコンか最新の動画・配信のサムネイルを表示できます。

デフォルトシーンの設定をしたところ。
デフォルトシーンの設定をしたところ。

FIFINE AmpliGame D6の表示です。
Youtubeの表示は最新の動画・配信のサムネにしてみましたが、しっかりと視認できます。
ChromeやSteamのアイコンも綺麗な丸で表示されていて液晶の解像度もなかなか良いです。

FIFINE AmpliGame D6でのデフォルトシーンの表示。
FIFINE AmpliGame D6でのデフォルトシーンの表示。

Chrome

アプリがChromeの時に動作する機能も登録してみます。
シーンでアプリケーションを指定すれば、AmpliGame D6の機能が自動で切り替わります

シーンでChromeを指定する。
シーンでChromeを指定する。

まずよく使用するサイトを登録しました。
次にプリントスクリーン(スクリーンショット)の「Alt+PSキー」、デベロッパーツールを表示する「Ctrl+Shift+I」を、「ホットキー」を使用して登録してみました
ショートカットキーが存在するアドオンも登録できるので、FireShotのページ全体・表示部分・選択範囲も登録しておきます。

Chromeの設定をしたところ。
Chromeの設定をしたところ。

FIFINE AmpliGame D6の表示です。
日本語も文字化けすることなくきちんと表示できます。
文字数は全角12文字程度であれば視認できます。

FIFINE AmpliGame D6でのChromeの表示。
FIFINE AmpliGame D6でのChromeの表示。

文字表示の有無位置(上寄せ・中央・下寄せ)、フォントフォントサイズなども設定できるので、読みにくい場合は細かく調整できます

FIFINE AmpliGame D6に表示するフォントは調整できる。
FIFINE AmpliGame D6に表示するフォントは調整できる。

Excel

Excelでも使用すれば作業効率が上がりそうなので、いくつか機能を登録してみます。

良く使う関数を「テキスト」を使用して登録してみます
Excel自体に関数の入力補助機能が付いていますがあくまで関数まで。
そこで、=SUBTOTAL(9,)」のように引数込みでよく使う型として登録します

Excelの設定をしたところ。
Excelの設定をしたところ。

続いてピボットテーブルの挿入も登録してみます
マウスで操作してしまうことが多いですが、キーボードを「Alt → N → V → T」の順に押しても挿入できます。

操作フロー」を使用して「Alt → N → V → T」の順にキーが押されるように登録しました

キーを連続して動作させるには「操作フロー」を使用する。
キーを連続して動作させるには「操作フロー」を使用する。

FIFINE AmpliGame D6の表示です。
アイコンは機能にあわせて変更しておくとわかりやすくておすすめです。
ピボットテーブルの挿入もきちんと動作し、関数は引数まで登録しておいたので作業効率があがりました

FIFINE AmpliGame D6でのExcelの表示。
FIFINE AmpliGame D6でのExcelの表示。

リソースメーター

リソースメーターのプラグイン「システムパフォーマンスモニター」が提供されていたので使用してみます
CPUの温度やメモリの使用量などが表示できるのがリソースメーターです。
ガジェット好きの私にはたまらない機能です。

リソースメーターを設定したところ。
リソースメーターを設定したところ。

FIFINE AmpliGame D6の表示です。
GPUの状態も表示できるのでゲーム中のGPUの温度もわかります

FIFINE AmpliGame D6でのリソースメーターの表示。
FIFINE AmpliGame D6でのリソースメーターの表示。

OBS

ストリームコントローラーらしく、OBSの機能はあらかじめ複数準備されていました。
OBSのプラグインも複数あるので、ホットキーや操作フローも組み合わせれば相当数の機能をFIFINE AmpliGame D6に登録できそうです。

提供されているOBSの機能とプラグイン。
提供されているOBSの機能とプラグイン。
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FIFINE AmpliGame D6のまとめ

  • シンプルなデザインでデスクに馴染みやすい!
  • ライティングがありゲーミング環境にも合う!
  • アプリやブックマークを登録してワンタッチで起動できる!
  • ショートカットキーなどを登録して左手デバイスとしても使用できる!
  • リソースメーターやYoutubeの情報取得などおもしろいプラグインがある!
  • 指紋がやや目立つ
  • Affinityのプラグインがないなど、プラグインの種類や数には課題がある

FIFINE AmpliGame D6はストリームコントローラーと呼ばれるガジェットで、そもそもはストリーム=ライブ配信・ゲーム配信用のデバイスです。

ですが、私のようなガジェット好きに刺さるギミックや機能が多数あり、ストリームコントローラー以外の使い方もできます
各キーが液晶になっているだけでもわくわく感があるわけですが、Youtubeチャンネルの情報を表示できたりリソースメーターとしても使えたりと、プラグインを使用すれば機能が増えてより一層楽しめます

実用面でもアプリを登録すればデスクトップのショートカットが不要なり、デスクトップのアイコン整理に役立ちます。
Excelのショートカットや関数を登録して左手デバイスとして使うこともでき、可能性は無限大です

ライティング機能も備わっているので、実用性のあるオブジェとしてデスクに彩を加えることができます

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FIFINE AmpliGame D6のおすすめ度

商品名FIFINE AmpliGame D6
おすすめ度
4.5
使用期間2025年12月~ 0.5ヶ月(使用中)
※ 2025年12月28日時点
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