PR

ProtoArc EM04 をレビュー【トラックボール初心者におすすめ】

4.0
ProtoArc EM04 をレビュー【トラックボール初心者におすすめ】 レビュー記事
この記事は約7分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

本記事では、トラックボールのProtoArc EM04を紹介しています。
約3,200円で購入できるので、トラックボール初心者やトラックボールを試してみたい人におすすめです。

[PR]

ProtoArc EM04 の特長

ProtoArcはマウスやキーボードなどの周辺機器メーカー

ProtoArcは、アメリカ合衆国テキサスに本社があるパソコン周辺機器のメーカーです。
マイナーなメーカーですが、低価格でパソコン周辺機器を提供しており、特にトラックボールマウスのラインナップが多いです。

付属品

ProtoArc EM04の付属品は本体と、本体に内蔵されているUSBレシーバー充電用のUSB Type-Cケーブル説明書です。

付属品は本体と、本体に内蔵されているUSBレシーバー、充電用のUSB-Cケーブル、説明書。

USBレシーバーは2.4GHzのワイヤレス接続のものでした。
2.4GHzのUSBレシーバーが付属しているので、Bluetooth接続ができないパソコンでも接続することができます。
USBレシーバーは本体に収納されています。

USBレシーバーは本体に収納。

バッテリーは内蔵

ProtoArc EM04のバッテリーは内蔵されていて、充電はUSB Type-Cケーブルで行います。
充電口のType-Cコネクタはボール付近の目立たない位置にあり、ケーブルを刺しても操作の邪魔にはならないです。

ProtoArc EM04の充電口。操作の邪魔にならない位置にある。
ProtoArc EM04の充電口。操作の邪魔にならない位置にある。

ProtoArc EM04の重量

バッテリーが内蔵されているにしては軽量な印象を受けました。
実際に計量したところ121gでしたが、トラックボールは本体を動かす必要がないのであまり関係ないですね。

ProtoArc EM04の重量は121g。
ProtoArc EM04の重量は121g。

トラックボールマウス以外では、マウスや折り畳み式のキーボードを提供しています。
Webサイトで確認すると、尖った商品が多い印象です。

Bluetoothか2.4GHzのワイヤレス接続

2.4GHzのUSBレシーバーを使用しなくても、Bluetoothで接続することができます。
USBポートの数には限りがあるのでBluetooth接続ができるのは助かります。

この価格でもBluetoothと2.4GHzのワイヤレス接続の両方に対応しているのは、LogicoolのM575Sを強く意識していることがわかります。

パソコンとの接続はスムーズ

パソコンとの接続は非常にスムーズにできました。
本体の底面にあるボタンを長押しするとLEDが点滅して、ペアリングの待機状態になります。

ペアリングの待機状態になると、パソコンのデスクトップに通知が出てくるので、「接続」を選択すれば設定は完了です。

デスクトップに通知が出てこない場合は、設定からProtoArc EM04を追加します。
「設定」から「Bluetoothとデバイス」と進み、「デバイスの追加」を選択します。

Bluetoothを選択し、「ProtoArc EM04」が出てきたら選択するだけです。
「ProtoArc EM04」が表示されない場合は、本体の底面にのLEDが点滅して、ペアリングの待機状態になっているかを確認します。

クリック音は静音仕様

左右のクリックボタンは静音仕様なのでオフィスでも使えます。
左クリック付近にある「進む」「戻る」ボタンはカチカチと音がしますが、音は比較的小さめで許容範囲です。

左右のクリックボタンは静音仕様。
左右のクリックボタンは静音仕様。

スクロールホイールはやや引っかかりが強めな印象です。
下スクロールはスムーズで比較的スムーズですが、上スクロールはやや引っかかりが強く、歯車がこすれる音がします。

そこまで気にはならないですが、高級マウスやスムーススクロールのマウスを使っている人は、やや安っぽい印象を受けると思います。

個人的な感想ですが、価格を考えれば全体的なつくりは及第点です。

DPIは5段階から選べる

DPIは200・400・800・1200・1600カウントの5段階から選べます。

本体のスクロールホイールの下にあるボタンがDPI変更ボタンになっていて、1回押すごとに、200 → 400 → 800 → 1200 → 1600 → 200 … とDPIが切り替わる仕組みです。

DPI変更ボタンの下には赤色LEDがあり、この赤色LEDの点滅速度がDPIと連動して変化します。
赤色LEDはDPIの切り替えの時のみ点滅する仕様で、普段使っている時は消灯しています。

価格が安い

ProtoArc EM04は、ロジクイールのM575Sに激似なことで有名なのですが価格は約半分です。
トラックボールをまずは試してみたい、入門機としておすすめできます。

[PR]

ProtoArc EM04 と ロジクール ERGO M575S の比較

外観の違い

ProtoArc EM04はロジクール ERGO M575Sとそっくりです。
いくつか写真を掲載します。

ロジクール ERGO M575Sの玉は交換しています。ご了承ください。

ProtoArc EM04とロジクール ERGO M575Sの正面。
ProtoArc EM04とロジクール ERGO M575Sの正面。
ProtoArc EM04とロジクール ERGO M575Sのト玉部分。
ProtoArc EM04とロジクール ERGO M575Sのト玉部分。
ProtoArc EM04とロジクール ERGO M575Sの左側面。
ProtoArc EM04とロジクール ERGO M575Sの左側面。
ProtoArc EM04とロジクール ERGO M575Sの上面。
ProtoArc EM04とロジクール ERGO M575Sの上面。

形は本当にそっくりですが、目立つ違いはホイールの色ですね。

機能的な違い

ProtoArc EM04とロジクール ERGO M575Sの機能的な違いをまとめました。

項目ProtoArc
EM04
ロジクール
ERGO M575S
バッテリー内蔵バッテリー単三電池
DPI1,600dpi2,000dpi
左右クリック静音仕様カチカチ音
進む・戻るボタンカチカチ音静音仕様

クリックの静音仕様にこだわる場合は、ロジクールのERGO M575SPが静音仕様です。

[PR]

トラックボールのメリット・デメリット・使い方のコツ

トラックボールのメリット

手首に負担がかからず、腱鞘炎になりにくい?

トラックボールは手首の動きが少ないので腱鞘炎になりにくいと言われています。

ただこれは使い方しだいだと私は思います。
まずはトラックボールを手首の角度が自然になる位置に置くことが大切です。

ProtoArc EM04は本体に角度が付いているので、体との距離と置く角度が重要です。

省スペースで済む

トラックボールはマウスとは異なり本体を動かす必要がありません。
その分だけ省スペースで済みます。

トラックボールのデメリット

操作に慣れるまでは違和感がある

トラックボールを使い始めてイチバン初めにぶつかる壁が違和感です。
2~3時間程度使っていればある程度は操作できるようにはなりましたが、細かい操作まで完璧にできるようになるまでには時間がかかりそうです。

カーソルの大きな移動、細かな操作は苦手

トラックボールの場合、カーソルを親指で動かすことになるので距離があるカーソル移動は苦手です。
ボールを払うようにすれば大きく距離を稼ぐことはできるので、この点は慣れの問題だと感じました。

また細かな操作も苦手です。
画像処理ソフトや描画ソフトでは使いにくかったです。
カーソルが固定しきれないというか、ピンポイントで動かすことが難しいと感じました。

トラックボールの操作のコツ

クリック時にカーソルが動いてしまう時は、ボールから指を離さない

トラックボールに親指を離してクリックすると、カーソルが動いてしまう方はいませんか?
それであれば、トラックボールから指を離さないでクリックしてみてください。

逆に親指を乗せたままでクリックしてカーソルが動いていしまう方は、指を離してクリックしてみてください。

不思議とカーソルが動かなくなりませんか?

トラックボールに親指を軽く乗せる

親指でトラックボールを操作する時に、グリグリと操作していませんか?
軽く乗せる程度、かる~く乗せるくらいで操作してみてください。

力まずに操作ができるので手が楽になります。
またクリックする時にカーソルが動きにくくなりますよ。

[PR]

ProtoArc EM04 のまとめ

  • 価格が安く、トラックボールの入門におすすめ!
  • クリックが静音!
  • DPIが5段回あり調整しやすい!
  • 接続方法がBluetoothと無線2.4Ghzの2種類ある!
  • パソコンとの接続が簡単!
  • スクロールホイール、特に上スクロールに引っかかりを感じる。
  • トラックボールの操作に慣れていないと使いにくい。
[PR]

ProtoArc EM04 のおすすめ度

商品名ProtoArc EM04
おすすめ度
4.0
使用期間2024年9月~ 5ヶ月(稼働中)
※ 2025年2月21日時点

操作に慣れるまでは大変かもしれませんが、価格的にトラックボールの入門用としておすすめできます。

タイトルとURLをコピーしました