本記事ではSwitchBot スマートテレビドアホンをレビューしています。
SwitchBot スマートテレビドアホンはスマホ連動ができるインターホンで、ピンポンが押されるとスマホに通知が届き応対もできる優れものです。
我が家は一軒家ですが、インターホンの親機は1階にあるだけでした。
1階にいる時は何の不都合もないのですが、2階で作業をしているとピンポンの音に気付かないこともしばしばありました。
ピンポンの音量を最大にしても、2階の部屋で作業をしていると気付かず荷物を受け取れないこともありました。
今回、妻の要望でSwitchBot スマートテレビドアホンを購入して設置したので実際にレビューしていきます。
結論を先にお伝えすると、2階にいても応対ができるようになりとても便利になりました。
おすすめです。

SwitchBot スマートテレビドアホンの概要
SwitchBot スマートテレビドアホン本体
SwitchBot スマートテレビドアホンは室内に設置するモニター(親機)と、屋外に設置する子機で構成されるインターホンです。

モニターには電源コードがあるので、コンセントにプラグを挿すだけで電源が入ります。
子機はバッテリーを内蔵しているので電源は不要です。
子機の下部には充電用のUSB Type-Cのポートがあり、バッテリーが切れた時はここから充電します。
モバイルバッテリーで充電するのがおすすめです。
Wi-Fiが必要
重要なポイントとしてはWi-Fiが必要な点があります。
Wi-Fiは2.4GHzのみに対応していて5GHzには非対応です。
そして親機・子機ともにWi-Fiの範囲内にあることが前提となります。
屋外に設置した子機が心配でしたが、ギリギリ届く範囲で我が家は問題なしでした。
購入を検討している人は、設置する場所にWi-Fiが届くのかスマホで確認しておきましょう。
SwitchBotアプリ
SwitchBot スマートテレビドアホンのセットアップはSwitchBotアプリから行います。
SwitchBotアプリでは、電源を入れるタイミングや押すボタンも説明してくれます。
Wi-Fiの設定もアプリ上で行うので、指示通りに進めていけば難しいことはありませんでした。

SwitchBot スマートテレビドアホンの設置
SwitchBot スマートテレビドアホンの付属品
SwitchBot テレビドアホンに同梱されている付属品を使用して、モニターと子機を設置していきます。

モニター
モニター(親機)にはスタンドが付いているので卓上でそのまま使用することもできますが、今回は壁に設置します。
壁に設置する場合は金属製のプレートを壁に取り付け、さらにプレートにモニターを取り付けます。
プレートのネジ穴の位置を決めるための型紙も入っているので取り付けしやすいです。

金属プレートを壁にネジ止めしたら本体を取り付けるだけで設置は完了です。

既存のインターホンと交換する場合は注意が必要です。
特に既存のインターホンの親機から電源ケーブルが出ていない場合は、壁内のケーブルから電源を供給する電源直結式の可能性が高いです。
電源直結式の場合、交換作業には電気工事士(第二種以上)の資格が必要です。
なお、SwitchBot スマートテレビドアホンのモニターは電源直結式にも対応しています。
モニター背面に電源ケーブルが接続されているので、ケーブルを取り外し壁内の電源ケーブルを挿し込むことができます。

細いケーブルの通信線は子機への給電用として使用できるので、インターホンの配線をそのまま流用することもできます。
通信線はつながなくても子機へ給電されないだけで使用上の問題はありません。
子機
続いて子機の設置も行います。
付属品を使用して、玄関ドアやドア横などにも設置できますが、今回は元々ついていたインターホンの子機と交換しました。
元のインターホンの子機を外して固定用パーツの「A」を取り付けた状態です。
中央から通信線が出てきていますが、接続しなくても問題なく使えます。

通信線をモニターと子機に接続すれば子機への給電がされます。
使用しない場合はコードをビニールテープなどで絶縁処理をした方がよいです。

子機の裏面にある電源スイッチを入れてから取り付けます。
ちなみに通信線の接続端子も裏面にあります。

シルバーの突起を固定用パーツの穴に差し込んでからスライドさせれば子機の設置は完了です。

子機には内蔵バッテリーがあり、最長2年8か月持つとのこと。
充電が少なくなった際はモバイルバッテリーなどで充電するのが良さそうです。
SwitchBot スマートテレビドアホンの使い勝手
モニター
設置が完了したのでテストをしてみました。
モニターで見る画像はやや荒く2Kの画質は活かし切れていない印象ですが、人の顔などは十分に判別できるので及第点と言えます。

SwitchBotアプリ
SwitchBotアプリで見た方が画質は数段上です。
カメラの解像度が2Kあるので、モニターよりもスマホの方が映像が鮮明に映ります。

通知に関してはややタイムラグがあり、ピンポンが鳴ってから3~5秒ほど遅れて通知が届きます。
もう少し早いといいなとは思いますが、10秒かからないうちに応対はできるのでこの間に帰ってしまわれたことはありません。
タイムラグは許容範囲といえます。
1点だけ惜しい点があり、通知先のスマホは1台に限られます。
ライブ映像の確認や録画データの確認などSwitchBotアプリの使用は複数人で行えますが、通知を受けることができるスマホは1台のみになります。
サブスクは必要?
インターホンとして使用する限りはサブスクはなしで問題ありません。
サブスクなしでスマホでの応対もできますし、人の動体検知も使用できます。
サブスクを契約すると、自動車やペットの動体検知やクラウドストレージが使用できるようになります。
録画はSDカードにできるので、自動車やペットの動体検知が必要ならサブスク契約が必要になります。
なお4GBのマイクロSDカードが付属しています。
さらに便利な使い方
Amazon Echo Show 連携
SwitchBot スマートテレビドアホンのスマホ連携で、当初の「2階にいるとピンポンに気付かない」という問題は解消されたかに思われましたが問題点が1つ。
そもそもの通知に気付かない・通知を確認しないケースが出てきました。
そこでAmazon Echo Show 5を導入して、2階用のモニターとして使用することにしました。
Echo Show連携の良い点は、チャイム音を鳴らしてさらに自動で映像に切り替えてくれる点です。
画面に表示されたマイクをタップすればそのまま通話もできます。

我が家ではEcho Show 5を1台のみ設置しましたが、複数台に連携することもできるので部屋ごとに設置することもできます。
設定も簡単だったのでぜひ検討してみてください。
SwitchBot スマートテレビドアホンのまとめ
SwitchBot スマートテレビドアホンはスマホ連動が特徴のインターホンです。
インターホンで有名なメーカーの同等機種は4万円以上するので、コスパに優れている点もメリットです。
本体の質感も悪くなく、一般的なインターホンと比べても何ら遜色はありません。
工事不要で簡単に設置でき、また既存のインターホンの配線を流用した設置にも対応しており、日本の住宅事情を考慮した製品に仕上がっています。
サブスク不要で基本的な機能が利用でき、特に動体検知はネットワークカメラでは有料になることも多いので高く評価できるポイントです。
SDカードへの録画にもしっかり対応しており、動体検知とあわせて防犯にも役立ちます。
不満な点をあえて挙げるとすれば、スマホへの通知やEcho Showとの連携でややタイムラグを感じる点。
通知はネットワーク経由になるのでラグが生じるのは理解できますが、2~3秒程度にして欲しいというのが本音です。
とは言え、5秒程度のラグは許容範囲内ですし、さらに外出先でも応対できることを考えれば十分な機能です。
SwitchBot スマートテレビドアホンは外出先でも応対したい人、モニターがない部屋や2階でも応対したい人におすすめできるインターホンです。
SwitchBot スマートテレビドアホンのおすすめ度
| 商品名 | Switchbot スマートテレビドアホン |
|---|---|
| おすすめ度 | |
| 使用期間 | 2025年11月~ 1.5ヶ月(使用中) ※ 2025年12月24日時点 |

