本記事ではWi-Fiルーターの選び方とおすすめのWi-Fiルーターを紹介します。
私が思うWi-Fiルーターを選ぶ時に失敗しないための重要なポイントは、「Wi-Fiルーターを使用する環境」と「Wi-Fiルーターのスペック」を一致させることです。
- Wi-Fiルーターを使用する環境
- Wi-Fiルーターのスペック
例えばWi-Fi 7(IEEE 802.11be)に対応するルーターを購入しても、持っているスマートフォンなどの機器がWi-Fi 7に対応していなければ意味がありません。
同じようにWi-Fi 7は理論値で最大46Gbpsの速度を誇りますが、インターネット回線が1Gbpsではその真価を発揮できません。
(同じルーターに接続する機器の間でファイルを送受信する場合は恩恵があります。)
それでは順を追って失敗しないWi-Fiルーターの選び方を説明していきます。
Wi-Fiルーターを使用する環境を把握する
自宅のインターネット回線の速度
まずは自宅のインターネット回線の速度を把握しましょう。
そもそものインターネット回線の速度が200Mbpsでは、Wi-Fiの最大速度がどんなに早くてもインターネットの速度が200Mbpsを超えることはありません。
Wi-Fiルーターに先行投資をしておいて、自宅の回線は追って変更するという考え方もできますが、いずれにしても自宅のインターネット回線の速度は正確に把握しましょう。
| 主なプラン | 回線速度 |
|---|---|
| フレッツ 光ネクスト ファミリータイプ | 100Mbps |
| フレッツ 光ネクスト ファミリー・ハイスピードタイプ | 200Mbps |
| フレッツ 光ネクスト ファミリー・ギガプランタイプ | 1Gbps |
| フレッツ 光ネクスト マンションタイプ 光配線方式/VDSL方式 | 100Mbps |
| フレッツ 光ネクスト マンションタイプ LAN方式 | 100Mbps |
| フレッツ 光ネクスト マンション・ハイスピードタイプ 光配線方式 | 200Mbps |
| フレッツ 光ネクスト マンション・ギガラインタイプ 光配線方式 | 1Gbps |
| フレッツ 光クロス | 10Gbps |
| NURO光 2ギガプラン | 2Gbps |
| NURO光 10ギガプラン | 10Gbps |
| NURO光 20ギガプラン | 20Gbps |
自宅のインターネット回線の速度がわかれば、Wi-Fiルーターの「WANの最適な速度規格」がわかります。
WANというのはインターネット側のネットワークのことで、ONUやモデムと接続するためのポートです。
Wi-Fiルーターには「WAN」や「Internet」と表記されています。
| 回線速度 | Wi-FiルーターのWAN規格 | ||
|---|---|---|---|
| 1Gbps | 2.5Gbps | 10Gbps | |
| 1Gbps未満 | おすすめ | ○ | ○ |
| 1Gbps | おすすめ | ○ | ○ |
| 2Gbps | おすすめ | ○ | |
| 10Gbps以上 | おすすめ | ||
使用する機器が対応するWi-Fi規格
Wi-Fiに接続する機器が対応しているWi-Fi規格もしっかりと把握しましょう。
Wi-Fi 7対応のWi-Fiルーターを購入しても、持っている機器がWi-Fi 7に対応していなくては真価を発揮できません。
Wi-Fiには下位互換性があるので、使用する機器が対応する最上位の規格のWi-Fiルーターを候補として、自宅のインターネット回線の速度を加味して候補を絞り込みましょう。
- iPhone 17シリーズ、16シリーズ
- Pixcel 10シリーズ、9シリーズ
- Galaxy S25シリーズ
- Xiaomi 17 Ultra、Xiaomi 15シリーズ
- POCO F8シリーズ、F7シリーズ など
| 通信規格 | Wi-Fi | 最大通信速度 | 帯域 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 2.4GHz | 5GHz | 6GHz | |||
| 802.11be | Wi-Fi 7 | 46Gbps | ○ | ○ | ○ |
| 802.11ax | Wi-Fi 6E | 9.6Gbps | ○ | ○ | ○ |
| 802.11ax | Wi-Fi 6 | 9.6Gbps | ○ | ○ | |
| 802.11ac | Wi-Fi 5 | 6.9Gbps | ○ | ||
| 802.11n | Wi-Fi 4 | 600Mbps | ○ | ○ | |
| 802.11g | ー | 54Mbps | ○ | ||
| 802.11b | ー | 54Mbps | ○ | ||
| 802.11a | ー | 11Mbps | ○ | ||
| 802.11 | ー | 2Mbps | ○ | ||
接続する機器のおおよその数
事前にWi-Fiルーターに接続する機器のおおよその台数を把握しておくことも重要です。
Wi-Fiルーターには最大接続台数に制限があり、接続台数に余裕がないと接続が不安定になったり、速度が大きく落ちることがあります。
接続する機器はWi-Fiだけではなく有線で接続する機器も含みます。
Wi-Fiルーターの管理画面で接続している機器の数がわかる機種もあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
- パソコン・ノートパソコン・Mac
- iPhoneやAndoroidなどのスマートフォン
- iPadやAndoroidなどのタブレット
- テレビ・スマートテレビ
- Amazon Fire TV StickやChromecastなどのストリーミングデバイス
- Amazon EchoやGoogle Nestなどのスマートスピーカー
- ベビーカメラ、ペットカメラなどのネットワークカメラ
- エアコン、冷蔵庫、ロボット掃除機などのスマート家電
接続する機器の2倍の最大接続台数のWi-Fiルーターを選ぶのがおすすめです。
おすすめのWi-Fiルーター
Wi-Fi 6 エントリーモデル
Wi-Fiに接続する機器が少ない人におすすめのWi-Fi 6モデルです。
一人暮らし~二人暮らしくらいに向いています。
インターネット回線の速度が10Gbpsの場合はより上位のWi-Fiルーターがおすすめです。
バッファロー WSR-1500AX2L
バッファロー WSR-1800AX4P-BK
TP-Link Archer AX1800
Wi-Fi 6 スタンダードモデル
Wi-Fiに接続する機器が20台程度までの人におすすめのWi-Fi 6モデルです。
20台ぎりぎりになりそうな場合は、より接続台数が多いモデルがおすすめです。
二人暮らし、3人家族に向ています。
バッファロー WSR-3000AX4P-BK
NEC Aterm 3000D4AX
TP-Link Archer AX3000
Wi-Fi 6 ハイエンドモデル
Wi-Fiに接続する機器が30台程度までの人におすすめのWi-Fi 6モデルです。
3人家族、4人家族に向ています。
間取りの広い家に住んでいる場合は、中継器やメッシュWi-Fiも検討してください。
バッファロー WSR-5400AX6P-BK
TP-Link Archer AX5400
TP-Link Archer AX6000
Wi-Fi 6Eモデル
Wi-Fi 6Eに対応したおすすめのWi-Fiルーターです。
いずれの機種も2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯の3つの帯域を使用するトライバンド機種です。
Wi-Fi 6Eに対応した機器であれば高速で安定した通信が期待でき、VRや4K映像の用途に向いています。
バッファロー WSR-5400XE6
NEC Aterm WX5400T6
TP-Link Archer AXE5400
Wi-Fi 7モデル
Wi-Fi 7に対応したおすすめのWi-Fiルーターです。
いずれの機種も2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯の3つの帯域を使用するトライバンド機種で、WANは10GbpsのWi-Fiルーターです。
10Gbpsのインターネット回線の人におすすめです。
バッファロー WXR18000BE10P
NEC Aterm 19000T12BE
TP-Link Archer BE900
ゲーミングルーター
ゲーミングルーターのおすすめ機種です。
ゲーミングルーターは安定した速度やラグを低減するなどのゲームに特化した機能を搭載しています。
TP-Link Archer GXE75
ASUS ROG STRIX GS-BE7200X
TP-Link Archer GE800
Wi-Fiルーターと一緒に検討したいNAS
Wi-Fiルーターを導入して、自宅のネットワークが整備されたらNASを導入してみてはいかがでしょうか?




















