いきなりですが、仕事用の格安SIMは楽天モバイル一択です。
「仕事用のスマートホンはプライベート用とは別にしたい。」
そう考えた時にネックになるのは料金です。
先にお伝えしておくと、すべての人におすすめできる訳ではありません。
ただ次の条件を満たす人には、税込1,078円/月で通話し放題の仕事用スマホが持てる「楽天モバイル」をおすすめします。
※ユニバーサルサービス利用料が2円/月、電話リレーサービス料が1円/月の合計3円が別途かかります。
- 自分から電話をかける必要がある
- データ通信量は少なくて構わない
- ほぼ通話専用で構わない
この条件に当てはまる人には楽天モバイルをおすすめします。
おすすめする理由を、私の実体験を元に説明します。
仕事用の格安スマホに楽天モバイルをおすすめする理由
かけ放題・通話し放題で税込1,078円/月
楽天モバイルの「Rakuten LINK」アプリを使って発信すれば通話料はかかりません。
相手がRakuten Linkを使っていない人でも、他社の回線でも、固定電話でも無料です。
5分以内、10分以内などの通話時間の制限がなく無料です。
0570で始まる番号など無料とならない番号も一部ありますが、仕事用として使う場合は大きな問題にはなりませんでした。
かけ放題・通話し放題で税込1,078円/月です。
プライベート用の電話番号を知られたくない
仕事用のスマホを持つ理由の1つに「プライベート用の電話番号を知られたくない」という理由があると思います。
着信専用でよければ、もっと安く別の電話番号を持つ方法はあります。
ただこちらからかける時はプライベートの電話を使わざるを得ません。
そうすると、あまり番号を知られたくない相手にも番号が通知されてしまいます。
非通知で電話をかけることもできますが、仕事の電話を非通知でかけるのは気が引けますよね。
もちろん、発信者番号の通知・非通知は「Rakuten LINK」アプリでも選べますよ。
データ通信量が3GBまで使える
税込1,078円/月でもデータ通信量は3GBまで使えます。
仕事用のスマホではデータ通信をせずに通話専用にすることをおすすめしますが、3GBまでのデータ通信なら1,078円/月で済みます。
もし超過してしまっても、20GBまでなら税込2,178円です。
20GBを超過しても料金は最大で3,278円で済みます。
注意したいのはデータ通信量が超過した場合、通信スピードの制限を受けるわけではなく料金が上がってしまう点です。
楽天モバイルを仕事用に使う時の注意点
楽天モバイルが使えるスマホが必要
少しマニアックな話になりますが、楽天モバイルの電波の周波数帯は1.7GHz帯で、「Band 3」に該当します。
ローミングを提供しているauのバンドは「Band 18」と「Band 26」です。
スマホ本体は「Band 3」に対応していて、さらに「Band 18」と「Band 26」にも対応しているものが良いです。
iPhoneは「iPhone 7」以降であればほぼ使えるはずですが、サポートが終了している機種は避けた方が無難です。
楽天モバイルが「ご利用製品の対応状況確認」を提供しているので、使用できるスマホの機種を確認できますよ。
発信者番号を通知するには楽天モバイルのネットワークに接続しないといけない
「Rakuten LINK」から電話をかけた時に非通知になることが多々ありました。
「Rakuten LINK」から発信者番号通知をして電話をかけるには、データ通信で楽天モバイルのネットワークに接続している必要があります。
またデュアルSIMのスマホの場合、モバイルデータ通信、通話/音声回線ともに楽天モバイルのSIMを主回線に指定しないと非通知設定になる場合があります。
- 楽天モバイルのネットワークに接続する
- 楽天モバイルのSIMを主回線に指定しておく
スマホ2台持ちをおすすめするケース
余っている古いスマホに楽天モバイルのSIMカードを入れて使うのが楽なのですが、スマホを2台持ちしたくない人はデュアルSIMのスマホでも使えますよ。
電話をかける時にモバイル通信の回線を切り替えれば発信者番号はきちんと通知されるます。
- 頻繁に電話をかける人は楽天モバイル用のスマホを使うのが楽
- ほぼ受信専用でたまに電話をかける人は、デュアルSIMスマホでも運用できる
仕事用のスマートホンはプライベート用とは別にしたいと考えている人は、税込1,078円/月でかけ放題、通話し放題の楽天モバイルは検討してみてはいかがでしょうか。