PR

充電式スマートタグ Pebblebeeをレビュー:Andoroid&iOS両対応

4.5
充電式スマートタグ Pebblebeeをレビュー:Andoroid&iOS両対応 ガジェットレビュー
この記事は約10分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

AndroidとiOSの両方に対応したスマートタグ「Pebblebeeをレビューします。

Pebblebee(ペブルビー)はAndroidとiOSの両OSに対応しているほか、珍しい充電式スマートタグです
ボタン電池のスマートタグが多く、カード型は電池交換不可のスマートタグも多い中で、クリップ型カード型タグ型のいずれのモデルも充電式です。

ソースネクストからPebblebeeタグ型を提供いただいたので、実際に使用してレビューしていきます。

Pebblebee(ペブルビー)のタグ型。
Pebblebee(ペブルビー)のタグ型。

サンプル提供:ソースネクスト

[PR]

Pebblebee(ペブルビー) の概要

仕様

Pebblebeeのクリップ型・カード型・タグ型の仕様をまとめました。

いずれのモデルもライトを搭載していてで場所を知らせることができます。
多くのスマートタグは音だけでライトを備えているのは珍しいです。

防水レベルはIPX6で、豪雨やシャワーレベルの水圧であれば故障の可能性が低いです。
仮にPebblebeeを屋外で落としたしても、水没や水たまりに長時間浸らなければ問題ないレベルです。
自転車などに付けていて雨にさらされても問題ありません。

クリップ型カード型タグ型
対応OSAndroid / iOS
サイズ45×38×8.5mm54×85×2.8mm26×40×4.5mm
重量8g15g6.5g
電池充電式
最大12か月
充電式
最大18か月
充電式
最大8か月
防水IPX6
※豪雨やシャワーレベルの水圧に有効
アラーム大音量のメロディーブザーとライト
UWB非対応

注意点として、PebblebeeはAndoroidとiOSの両OSに対応していますが同時に使用することはできません
iOSの探すアプリとAndroidのFind Hubの両方で探せるわけではなく、ペアリングしたデバイスのOSに限定されます。
iPhoneとペアリングした場合は探すアプリでのみ、Androidスマートフォンとペアリングした場合はFind Hubでのみ探すことができます

パッケージ

パッケージは白基調で黄色と青がポイントに使われています。
どことなくGoogleっぽさがありますが、「Apple Find My」と「Work with Android」のマークが印刷されていて、iOSとAndroidの両OSで動作することが分かります

右下には「RECHARGEABLE」と記載あり、バッテリーは充電式であることがしっかりと伝わってきます

Pebblebeeタグ型のパッケージ。
Pebblebeeタグ型のパッケージ。

本体

Pebblebeeタグ型の本体は26×40×4.5mmでとても小さいです。
SDカードよりやや長く幅はほぼ同じで、厚さはSDカード2枚分くらいです。

Pebblebeeタグ型とSDカード。
Pebblebeeタグ型とSDカード。

表面はハチのキャラクターが刻印されているのが目立ちます。
上部の穴はスピーカー、下部の金属部分は充電端子です。
裏面には技適マークとPSEマークが印刷されています。

Pebblebeeタグ型の表面と裏面。
Pebblebeeタグ型の表面と裏面。

付属品

付属品は、本体のほか、シリコン製の本体用のケース、充電ケーブル、両面テープとカードです。
マニュアルは付属していません。
充電ケーブルは専用端子とType-Cの組み合わせです。

Pebblebeeタグ型の付属品。
Pebblebeeタグ型の付属品。

マニュアル類がない代わりにQRコードでのアクセスを促されます。
ただしカードとシールのQRコードの先は英語版です。

付属のカードと本体に貼ってあったシール。
付属のカードと本体に貼ってあったシール。

パッケージ裏面にあるQRコードから重要事項、利用方法を確認するようにとの案内があります。

パッケージ裏面の案内。
パッケージ裏面の案内。
[PR]

Pebblebee(ペブルビー) を接続する

PebblebeeをiPhoneと接続する

Pebblebee(ペブルビー)はAndroidとiOSの両OSに対応しています。
まずは手持ちのiPhone 11と接続してみます。

iPhoneとの接続手順
  1. Pebblebeeを充電して、iPhoneのBluetoothを有効にしておく。
  2. iPhoneの「探す」アプリを起動する。
  3. 持ち物を探すの「+」から「その他の持ち物を追加」をタップする。
  4. 「持ち物を探索中」と表示されたらPebblebee本体を2回押す。
  5. Pebblebeeからビープ音が2回鳴る。
「持ち物を探索中」と表示されたらPebblebee本体を2回押す
「持ち物を探索中」と表示されたらPebblebee本体を2回押す
iPhoneとの接続手順 続き
  1. 「探す」アプリに「Pebblebee Tag」と表示されるので「接続」をタップする。
  2. 持ち物の名称を設定して「続ける」をタップする。
  3. 「絵文字」を選択して「続ける」をタップする。(絵文字は地図に表示されるアイコン用です。)
「Pebblebee Tag」と表示されたら「接続」をタップして名称と絵文字を設定する。
「Pebblebee Tag」と表示されたら「接続」をタップして名称と絵文字を設定する。
iPhoneとの接続手順 続き
  1. Apple Accountに関連付けられる旨を「同意」する。
  2. 地図に表示される。
「同意」すると地図に表示される。
「同意」すると地図に表示される。

接続は非常に簡単でした。
別のスマートタグを使用している「財布」と、今回設定した「ペブルビ―」が表示されました。

Pebblebeeを初期化する

続いてAndroidで使うためにiPhoneとの接続を解除します。
探すアプリで削除してから、Pebblebeeを初期化します

Pebblebeeの初期化手順
  1. Pebblebee本体を3回押して、4回目を長押ししたまま待つ。
  2. ビープ音が3回鳴るので、3回目が鳴り終わる直前で長押しをやめる。
    ※3回目のビープ音はやや長いです。
  3. ビープ音が音階が下がりながら3回鳴ったら初期化は完了です。

PebblebeeをAndroidと接続する

初期化から30秒ほど待ってからAndroidと接続していきます。
Android端末はRedmi Pad SE 8.7を使用しました。

Androidとの接続手順
  1. Pebblebeeを充電して、AndroidのBluetoothを有効にしておく。
  2. Pebblebee本体を2回押す。
  3. Pebblebeeからビープ音が2回鳴る。
  4. Fast Pairの通知でPebblebeeが表示されるので「接続」をタップする。
  5. 「責任を持って使用する」の表示が出るので「同意して続行する」をタップする。
  6. Find Hubに追加している旨の表示がされ、しばらくすると完了する。
Pebblebee本体を2回押すと、Fast Pairの通知が表示される。
Pebblebee本体を2回押すと、Fast Pairの通知が表示される。
Androidとの接続手順 続き
  1. Find Hubアプリを開く。
  2. Pebblebee Tagの名前で地図に表示される。
  3. アイコンを変更して完了。(変更しなくても良い。)
Find Hubアプリを開くとPebblebee Tagの名前で地図に表示されている。
Find Hubアプリを開くとPebblebee Tagの名前で地図に表示されている。

レビューを読んでいると接続できないケースが見受けられましたが、私の場合はスムーズに設定できました

Androidはスマートフォンの機種が多く、さらに設定の自由度も高いのが特徴です。
レビューにある接続ができないケースは、Pebblebeeの問題というよりも端末側の設定との相性の問題だと思われます。

スマートタグは端末ではなく、Googleアカウントに紐付けられます。
もし接続が上手くできない場合は、別のAndoroid端末があれば別端末で設定した方が早いです

[PR]

Pebblebee(ペブルビー) タグ型を使ってみる

Pebblebee(ペブルビー) タグ型を取り付ける

Pebblebee(ペブルビー) に中でもタグ型は特に小さいです。
設定が無事にできたので財布の中に入れて使用してみました。
財布に入れるなら、コンパクトなタグ型かカード型がおすすめです。

Pebblebee(ペブルビー) タグ型を財布に入れるところ。
Pebblebee(ペブルビー) タグ型を財布に入れるところ。

タグ型に付属しているシリコンケースを使用すればキーホルダーに付けることができます。

付属のシリコンケースを使えばキーホルダーに取り付けられる。
付属のシリコンケースを使えばキーホルダーに取り付けられる。

直接両面テープで自転車などにも張り付けることもできます。
写真はスマホコントローラーのBACKBONE Oneに取り付けたところです。

BACKBONE OneにPebblebee(ペブルビー) タグ型を付けたところ。
BACKBONE OneにPebblebee(ペブルビー) タグ型を付けたところ。

Pebblebeeのタグ型は小型ゆえに汎用性がとても高いです。

位置情報は正確?

iOSでもAndroidでも位置情報はほぼ正確と言えます。
ちなみに私がオフィスや出先でPebblebeeを設置して実験をしたところ位置情報は正確でした

地上で人通りが多い場所は位置情報が正確。
地上で人通りが多い場所は位置情報が正確。

「ほぼ」というのは、Pebblebeeが直接GPS等で場所を教えてくれるわけではなく、付近のスマートフォン経由で場所を特定するため人通りの多さも影響します。
これはPebblebeeに限らず、すべてのスマートタグで共通です。
スマートタグの仕組み上、完璧な位置がわかるわけではない点は覚えておきましょう。

地下の場合はGPSが使えないので位置情報の精度が下がる点も留意しておきたい点です。
試しに地下鉄の後楽園駅でアプリを見たところ、範囲の円がとても広くなりました。

地下鉄後楽園駅でアプリを開いたところ。
地下鉄後楽園駅でアプリを開いたところ。

音の大きさ

音の大きさはデジタル式の腕時計・目覚まし時計のアラーム音と同じくらいです。
もっと大きくても良いとは感じますが、他者のことを考えると妥当な大きさだと感じます。

音には特徴的な点があり、Pebblebeeの音の大きさは一律ですが音程に高低があり、ピーピーピピーピピッと鳥の鳴き声のようなリズムがあります
街中や騒がしい場所の場合、特定の音がかき消されてしまう可能性があるので、アラーム音に工夫があるのは大きな利点です。

※下記にクリップ型が鳴っている様子と光っている様子の動画を載せています。音はタグ型も同じです。

光の強さ

光の強さはそこまで強いものではありませんが、夜道や暗い場所では大いに活躍すると感じました。

Pebblebee(ペブルビー) タグ型の光っているところ。
Pebblebee(ペブルビー) タグ型の光っているところ。

そもそもライトを搭載していないスマートタグも多いので、ライトがあるのはPebblebeeの大きな特徴の1つです
光の強さであ選ぶのであれば、タグ型・カード型よりもクリップ型が良さそうです。

[PR]

iOS「探す」とAndroid「Find Hub」の違い

Pebblebeeのレビューというよりも、iOS「探す」とAndroid「Find Hub」のレビューになってしまいますが、両者の違いを簡単にまとめておきます。
PebblebeeはiOSでもAndroidでも使えるので両OSを持っている人は参考にしてください。

iOSAndroid
アプリ探すFind Hub
スマートタグとの距離が離れたら通知する機能ありなし

iOS「探す」とAndroid「Find Hub」の大きな違いは3つ。
1つ目は当たり前ながら使用するアプリが違います。

2つ目はスマートタグとの距離が離れたら通知する機能の有無です。
iOSの「探す」にはスマートタグとiPhoneの距離が離れた時に通知する機能があります。
Androidの「Find Hub」にはこの通知機能がありません。

[PR]

Pebblebee(ペブルビー) タグ型のまとめ

  • iOS、Androidのどちらでも使える!
  • サイズがコンパクト!
  • 財布に入れたり、キーホルダーに付けたりと汎用性が高い!
  • 充電式で電池交換の手間がない!
  • UWBに非対応
  • 動作時間が最大8時間とやや短め

Pebblebeeの最大の特徴は、iOSとAndroidのどちらでも使える点にあります。
家族のスマートフォンがiPhoneとAndroid混在の場合、各OS対応のスマートタグをそれぞれ購入しなくても、Pebblebeeであれば使い回しができます

iPhoneからAndroidに、あるいはAndroidからiPhoneに機種変更しても、Pebblebeeを設定しなおして使用することができます

私はUWBにそこまで必要性を感じないのですが、UWBに非対応な点を気にする人は多いはずです。
AppleのAirTagと比べるとやはり機能的には劣ります。
AndroidではUWB対応のスマートタグが極めて少数(※)なため、待ちわびている人も多いのではないでしょうか。
そう考えるとUWB対応であれば、Pebblebeeの大きなアドバンテージになったことは容易に想像できます。
※2025年6月時点でmoto tagのみ。日本未発売です。

その一方で、スマートタグでは珍しい充電式のバッテリーを搭載しています。
カード型スマートタグでは使い捨ての製品が多い中、充電式は機能的にも環境面を考えても評価できます

タグ型は小型で財布に入れたり、付属のケースを使用してキーホルダーに付けたり、直接貼り付けたりと汎用性が高い点が評価できます。
私は財布に付けていたキーホルダー型のスマートタグは外して、Pebblebeeのタグ型に切り替えました。

[PR]

Pebblebee(ペブルビー) タグ型のおすすめ度

商品名Pebblebee(ペブルビー) タグ型
おすすめ度
4.5
使用期間2025年6月~ 0ヶ月(使用中)
※ 2025年6月27日時点
タイトルとURLをコピーしました