Xiaomi の スマートカメラ C301のレビューです。
Xiaomiらしく低価格で高機能で、おすすめできるネットワークカメラに仕上がっています。
Xiaomi C301 を購入した理由
使用中のネットワークカメラの動作が不安定
使用していたネットワークカメラは撮影は問題なくできるのですが、SDカードへの保存ができないことが多発するようになりました。
SDカードを交換しても症状が改善することはなかったので、本体が故障していると判断しました。
ちなみに今まで使っていたネットワークカメラはVictureと言うメーカーのもので5年も前の製品でした。
検索しても商品どころかメーカーも見つからない状態です。
夜間でもガラス越しに撮影できる
我が家の場合は室内を撮影するのではなく、室内からガラス越しに外を撮影しています。
日中の撮影は良いのですが、多くのネットワークカメラは夜間の撮影では赤外線LEDを照射します。
ガラス越しに赤外線LEDを照射するとハレーションを起こしてしまうので、まともに撮影できません。
そこで夜間の撮影でも赤外線LEDをオフにでき、さらに低照度でも綺麗に撮影できるネットワークカメラを探しました。
赤外線を照射しなくても、低照度で撮影できるネットワークカメラが欲しい!
Xiaomi C301 の特長
Xiaomi C301 には、「2K」「300万画素」「フルカラーナイトビジョン(高感度画像センサーにより低光量環境にも対応)」と良さそうな文字が並びます。
しかも価格がお安い。さすがXiaomi!
まだ発売して間もないのでレビューがほぼなく、あまり話題にもなっていなかったのですが、人柱覚悟で購入しました。
夜間の撮影でも画質が良い!
日中の画質
まずは日中にXiaomi C301で撮影した映像のスクショです。
やや魚眼レンズのように湾曲して見えますが画質は及第点です。
夜間の画質
次に夜間にXiaomi C301で撮影した映像のスクショです。
顔の判別までは難しいかもしれませんが、夜間でも想像以上にハッキリ映っていました。
夜間の画質は想像以上で街灯があれば目視よりも明るく映ります。
セットアップが簡単
まず Xaiomi C301を電源につなげます。
ACアダプターが付属していないのはちょっと残念でした。
本体の電源が入ると、セットアップを促す音声が流れます。
音声は中国語→英語の順で流れるのですが、中国語は馴染みがなく音量もかなり大きいのでビックリしました。
この音量は、アプリで0~100%まで10%刻みで設定できました。
オフか10%でちょうどよいです。
続いてスマホでMi Homeアプリを立ち上げ、画面に従って機器の登録を進めます。
Xaiomi C301 の底面にあるQRコードを読み込みます。
接続するWi-fiネットワークの選択時にパスワードが必要になります。
ただし2台目の登録時はパスワードの入力は不要でした。
1度セットアップすればパスワードは記憶されるようです。
SDカードを入れると音声でフォーマットを促されました。
アプリを見ると、同じようにSDカードのフォーマットを促されるていたので「OK」をタップして完了です。
アプリの使いやすさも及第点で特に難しいことはなかったです。
Xiaomi C301 の機能
Xiaomi C301の機能を紹介していきます。
デバイス設定
ビデオカメラの設定
ステータスランプ
カメラ本体のステータスランプのオン・オフが設定できます。
カメラを目立たせたくない場合、ペットカメラと使用する時などはステータスランプをオフにできます。
データ使用量の警告
有効にすると携帯電話ネットワーク、いわゆるモバイル通信時は自動再生されずに、一度アラートが表示されるようになります。
PTZジェスチャーローテーション
有効にすると、リアルタイムウィンドウでカメラの制御ができるようになります。
フリックしてカメラを上下左右に動かしたり、ピンチイン・アウトでズームイン・ズームアウトができるようになります。
物理遮断
有効にするとカメラ撮影を物理的に遮断できます。
タイマー機能もあるので、家に人がいる時間は物理遮断を設定するといった使い方ができます。
「毎日」「曜日指定」など細かく設定することができます。
画面の設定
「撮影動画のタイムスタンプの有無」「レンズ湾曲の補正」「画面の回転」が設定できます。
画面の設定では、C301を天井などに逆さに取り付けた場合に画面を回転させて表示することができます。
暗視機能の設定
赤外線ナイトビジョン(赤外線LEDでの撮影)の切り替えを設定できます。
「自動切り換え」「常にオン」「常にオフ」から選ぶことができます。
カメラキャリブレーション
カメラの回転で生じた小さなずれを自動で補正します。
長期間使用していると、カメラの回転によって角度がずれることがあるので、それを補正する機能です。
移動追跡
動体検知した時にカメラが追従して撮影する機能です。
固定で撮影したい時は無効に、ペットカメラとして使う時は有効にすることができます。
人や歩ている猫であれば追従できますが、走り回っている猫は追従しきれませんでした。
また、カメラは追従が終わった地点でとまります。元の撮影角度には戻りません。
フローティングウィンドウ
カメラの撮影動画を、スマホ上にフローティングウィンドウで表示します。
レシピアプリやホーム画面の上にフローティングウィンドウで表示するといったことができます。
カメラのフィードとリプレイを見るときは音声をミュートする
動画再生時の音声をミュートにすることができます。
カメラの再生音量調整
カメラ本体の音量の設定です。
0~100%まで10%刻みで設定できます。
セットアップ時などに音声が流れますが、100%はかなり大きいので10%程度で十分です。
自宅監視アシスタント設定
有効にすると動体感知が有効になります。
留守番の時間帯
自宅監視アシスタントの時間設定ができます。
「終日」「日中(8:00~20:00)」「夜間(20:00~8:00)」「カスタム」から選べます。
アラーム時間間隔
アラームの間隔を調整します。
「3分」「5分」「10分」「30分」から選ぶことができます。
アラームと言うのは、自宅監視アシスタントで感知するイベントの有効時間です。
「3分」であれば、イベントを感知してから3分間は新しいイベントは記録されません。
動きが多い時、例えばですがペットカメラとして使用する時は便利な機能だと思います。
アラームメッセージのプッシュ
有効にすると、自宅監視アシスタントでイベントを感知した時にプッシュ通知が送信されます。
一般設定
デバイス名
Mi Homeアプリ内でのカメラの名称を設定できます。
位置の管理
Mi Homeアプリ内での場所の管理ができます。
例えば、「リビング」「2階」といった名称で管理ができます。
デバイスを共有
Xiaomi C301の管理権限を他のXiaomiアカウントと共有できます。
家族や同居する人と共有するための設定です。
自動化
Mi Homeアプリで管理している他の製品と連携する設定です。
AlexaのスマートホームスキルのXiaomi版と言うとわかりやすいでしょうか。
例えば、Xiaomi C301でイベントを感知したら他の製品の電源を入れる・切るといったことが設定できます。
ファームウェアのアップデート
Xiaomi C301のファームウェアのアップデートができます。
ヘルプとフィードバック
Xiaomi C301のFAQの参照と、問題や不具合の報告ができます。
追加設定
「プラグインバージョン」「セキュリティ設定」「ネットワーク情報」「法律情報」「デバイスのタイムゾーン」「ホーム画面に追加」があります。
「セキュリティ設定」ではカメラの映像を表示する際のパスワードの有無を設定をすることができます。
パスワードを設定すると、Mi Homeアプリ内であってもパスワードを入力しないと映像を表示することができなくなります。
Mi Homeのホームページに表示
有効にするとMi HomeアプリのホームにC301が表示されます。
大きなカードに切り替える
Mi Homeアプリのホームでの表示設定です。
有効にするとC301の撮影動画が表示されます。
向こうの場合はC301のアイコンみが表示されます。
クラウドストレージの通知
「クラウドメンバーシップの状況に関する通知の受け取る」の有効・無効が設定できます。
Xiaomi C301 のまとめ
Xiaomi C301 のおすすめ度
商品名 | Xiaomi C301 |
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おすすめ度 | |
使用期間 | 2024年9月~ 1ヶ月未満(稼働中) ※ 2024年9月6日時点 |