テンキーレス(TKL)日本語キーボードのKeychron C3 Proをレビューします。
Keychron C3 Proには複数モデルがあり、バックライトの赤色固定モデルとRGBモデル、さらに両モデルにおいてキースイッチの違いで2モデルずつあります。
バックライト固定モデルであればセール時には約6,100円、RGBバックライトモデルも約6,300円で購入できる価格も魅力です。
コトコト音を楽しめる日本語キーボードとしては安価な部類ですが、ガスケットマウント搭載でホットスワップにも対応しておりキースイッチを手軽に交換できるのも大きな魅力です。
今回購入したのはRGBバックライトのKeychron Super Redを搭載した赤軸モデル。
コトコト音・打鍵感を試してみます。
キースイッチを別売りのKeychron Silent K Pro Redに交換して、静音赤軸モデルとしてもレビューします。

Keychron C3 Proの概要
Keychron C3 Proモデル一覧
Keychron C3 Proのモデルは以下の通りです。
8000Hzのポーリングレートに対応した上位モデルの「Keychron C3 Pro 8K」もあります。
キースイッチの仕様は以下の通りです。
Keychron SuperはKeychron K Proよりもブレが少なくやや高価です。
Keychron Silent K Proは静音性に特化したモデルです。
| キースイッチ | タイプ | Actuation Force | プリトラベル | トータルトラベル |
|---|---|---|---|---|
Keychron Silent K Pro Red | 静音リニア | 45gF(±15g) | 2.0mm (±0.4mm) | 4.0mm (±0.4mm) |
| Keychron Super Red | リニア | 45gF(±15g) | 2.0mm (±0.4mm) | 4.0mm (±0.4mm) |
| Keychron K Pro Red | リニア | 45gF(±10g) | 2.0mm (±0.4mm) | 4.0mm (±0.4mm) |
| Keychron K Pro Brown | タクタイル | 50gF(±10g) | 2.0mm (±0.4mm) | 4.0mm (±0.4mm) |
仕様・スペック
| サイズ | 幅364.6mm×奥行き137.8mm×高さ41.8mm |
|---|---|
| 重量 | 677g |
| キー配列 | JIS 日本語配列 |
| キー数 | 91キー テンキーレス(TKL・80%レイアウト) |
| ガスケットマウント | 搭載 |
| キースイッチ | Keychron Silent K Pro Red(RGBモデル) Keychron Super Red(RGBモデル) Keychron K Pro Red(赤色モデル) Keychron K Pro Brown(赤色モデル) |
| バックライト | RGB / 赤色 |
| 接続方法 | USB |
| キーマップアプリケーション | VIA Keychron Launcher |
| ポーリングレート | 1000Hz |
| その他の特徴 | ダブルショットPBTキーキャップ OSAプロファイル |
まずバックライトの違いにより選べるキースイッチが異なる点は要注意です。
キーキャップはダブルショットPBTですが、透過タイプではないので文字は光りません。
KeychronらしくOSAプロファイルを採用しています。
OASプロファイルは、OEMプロファイルの高さにSAプロファイルの丸みが加わった形状です。
Cherry MX互換なのでキーキャップの交換も可能です。
キーマップアプリケーションはVIAとオリジナルのKeychron Launcherに対応しています。
Keychron C3 Proのパッケージ・付属品
パッケージ
Keychron C3 ProのパッケージはKeychronらしい黒基調のパッケージです。
スイッチのモデル名と日本語キーボードであることを示すシールが貼ってあります。

付属品
付属品はマニュアル、USBケーブル、交換用キーキャップとキースイッチとキーキャップの引き抜き工具です。
USBケーブルはType-C側に凸部分があり、キーボード側の凹みにはめ込む形状になっています。

Keychron C3 Pro 本体
正面
Keychron C3 ProはOSAプロファイルという丸みのあるキーキャップが印象的です。
キー配色は白(ホワイト)と濃紺(ネイビー)の組み合わせで落ち着いた爽やかなカラーリングです。
ESCキーがアクセントになっていますが、ネイビーの交換用キーキャップも付属しています。
変換キー・無変換キーと左側のOptionキー(Windowsキー)が1Uサイズになっており、その分だけスペースキーが大きめです。

バックライト
部屋の照明を暗くしてバックライトを白単色で光らせてみました。
真上から見るとキーの四角が照らされる程度で、バックライトは僅かに漏れる程度です。
浅い角度から見るとキーの下側から光が漏れますが、透過型のキーキャップではないのでライティング効果としては弱く、バックライト本来の役割は果たしていません。

キー配列
スペースキーの左側のキー配列です。
初期状態ではMac用のキー配列になっていますが、1UサイズのWindowsキーと1.25UサイズのAltキーも付属しているので好みに合わせて交換します。

スペースキーの右側です。
Optionキーは付属のAltキーと交換できます。

特殊キーの上にある3つのキーは左から順にプリントスクリーン、マイク、照明と並びます。
ScrollLockとPauseBreakはほぼ出番がないキーですが、思い切って別のキーを割り当てています。
マイクはSiriかCopilot(Windows 10はCortna)の呼び出し、照明マークはバックライトの設定です。
ロックマークのキーキャップも付属しているので、ScrollLockやCAPS Lockを割り当てれば交換できます。

底面
ゴム素材の滑り止めが両サイドに2か所ずつ、合計4か所にあります。
USBケーブルを挿し込むポートは奥まった位置にあり、ケーブルを這わせるための溝があります。

USBポートの両側には溝があり、付属のUSBケーブルを使用するとしっかりと固定することができます。

スタンド(脚)
Keychron C3 Proの高さは2段階まで調整できます。

キースイッチ
Keychron Super Red(赤軸)
まずは赤軸、Keychron Super Redです。
Actuation Force(押下圧)は45gF(±15g)で一般的な数値です。
キースイッチだけの状態で押し込んでみると、スッと押し込めて反発も強すぎず弱すぎずといった感じです。
押し込む時の音はリニア軸らしく静かですが、キーが戻りきった時に小さくカチッと鳴ります。

Keychron Silent K Pro Red(静音赤軸)
続いて静音赤軸のKeychron Silent K Pro Redです。
Actuation Force(押下圧)は変わらず45gF(±15g)で一般的な数値です。
キースイッチだけの状態で押し込んでみると、Keychron Super Redと比べるとやや滑らかに感じます。
押し込む時の音は静かで、キーが戻りきった時の音もカスンッといった感じでとても静かです。

キーキャップ
キーキャップはPBTのダブルショット(二重成形)です。
裏側を見ると完全に二重になっているわけではなく、キートップの部分だけが二重になっています。

プレート
プレートは弾力性のある樹脂製です。
プレートや基盤を押し込むとガスケットマウント構造が効いていてよく沈みます。
LEDの位置は南向き(下側)です。

Keychron C3 Proの打鍵感
Keychron Super Red(赤軸)
まずは赤軸のKeychron Super Redです。
底打ちした時にカタッと鳴り、キーが戻る時にもカタッと鳴ります。
タイピング音はコトコトよりもカタカタと表現した方が近く、音は小さめで上品、硬いコトコト音とは傾向の異なる音です。
Keychron C3 Proはプレートが柔らかめであることと、ガスケットマウントで深く沈み込む作りが大きく影響しているのがわかります。
SmackApe Impact 80やWOBKEY Rainy 75と比べると軽くて小さい音です。
ガスケットウント構造ではないLogicool G PROと比べるとカチャカチャとした感じがなく重く感じます。
いわゆるコトコト音(硬い音)を期待する違う音と感じるかもしれません。
Keychron Silent K Pro Red(静音赤軸)
静音赤軸のKeychron Silent K Pro Redのタイピング音はスコスコという表現が近いです。
静音性に定評のあるDurock Silent Linear Dolphin、Outemu Silent PeachやKailh Deep Sea Silent Pro Boxと比べるとやや音が大きいです。
音がすると言ってもオフィスや仕事場での使用は問題ないレベルで、メンブレンのキーボードに近い音です。
Keychron Silent K Pro Redは先の静音軸と比べると反発が強めで打鍵感もあるように感じられます。
静音ですが反発がありしっかりとした打鍵感を得ることができます。
キーマップアプリケーション
VIA
Keychron C3 ProはVIAとKeychron Launcherの2つのキーマップアプリケーションに対応しています。
初めはMac用のキーキャップが取り付けられていますが、Windows用キーボードとして認識されるのでキー割当てをしないでもそのままで使用できます。

Keychron Launcher
キーマップアプリケーションにVIAを使用するか、Keychron Launcherを使用するかは好みの問題ですが、Keychron LauncherはKeychronの専用アプリです。
Keychron Launcherはファームウェアのアップデートがメニューから簡単に行えるなどメリットもあります。

VIAで使用するJSONファイル、ファームウェはKeychronのサイトからダウンロードできます。
Keychron C3 Proのまとめ
Keychron C3 Proは1万円以下ながら、ホットスワップ対応でガスケットマウントを搭載した日本語配列キーボードです。
セール時なら静音赤軸が7,000円台、赤軸が6,000円台でコスパの良さも光ります。
この価格帯で同仕様のキーボードであれば間違いなく筆頭候補になるキーボードです。
キーキャップは白と濃紺の爽やかなカラーリング、OSAと呼ばれるプロファイルのキーキャップは丸みがあってかわいらしさもありますが好みが分れるポイントだと思います。
赤軸の打鍵音は硬いコトコト音とは異なりますが、控えめな打鍵音で上品さがあり、これはこれで軽快なタイピングを楽しむことができます。
静音赤軸は静音性に優れており、赤軸とは異なり打鍵音で周りを邪魔しないという方向性です。
赤軸のKeychron Super Redと静音赤軸のKeychron Silent K Pro Redでは全く方向性の異なるキーボードになりますが、柔らかい打鍵感は共通です。
いずれも1万円を大きく下回る6,000円台と7,000円台で購入できるので、Keychron C3 Proのコスパの良さが光ります。
Keychron C3 Proのおすすめ度
| 商品名 | Keychron C3 Pro |
|---|---|
| おすすめ度 | |
| 使用期間 | 2026年1月~ 0.5ヶ月(使用中) ※ 2026年3月25日時点 |
コトコト系日本語キーボードのおすすめ機種
コトコト音が特徴的な日本語キーボードのおすすめ機種は別記事でまとめてあります。





