Philips(フィリップス)のMagsafe充電対応の車載ホルダー「DLK2305Q」をレビューします。
DLK2305Qは粘着力のあるシリコン素材の吸盤を、さらにロックダイヤルを回して吸着力を高めて固定するタイプの車載スマホホルダーです。
Magsafe充電ができ、エアコンの送風口や両面テープで固定するタイプではないものを探して見つけました。
DLK2305Qの吸盤は取り付ける面積さえあれば、シボ加工されたダッシュボードや多少の曲面にも取り付けられそうなので購入してみました。
スズキのハスラー タフワイルド(MR92S)に取り付けてたのでレビューしていきます。

フィリップス DLK2305Q 概要
仕様
| 入力 | USB-C 5V/3A、9V/3A、12V/2.5A |
|---|---|
| 出力 | 5V入力:5W 9V入力:5W / 7.5W / 10W / 15W Qi2対応 |
| サイズ | 約66mm × 27.5mm × 242mm |
| 重量 | 約155g |
| 取付方法 | 吸盤式 シリコン吸盤+ロックダイヤル |
| その他の特徴 | 360°回転可能 自由に曲がる N54強力磁石使用 |
フィリップス DLK2305QはMagsafe充電に対応しており、Qi2規格に対応しています。
iPhone 12以降のMagsage対応機種やQi2対応のAndroid端末もワイヤレス充電ができます。
ワイヤレス充電の最大出力は15W。
iPhone 16シリーズ・17シリーズを急速充電するには25W必要なので、iPhone16以降で急速充電をしたい人には向きません。
注意点
DLK2305Qの説明書には、「5V入力は5W出力のみ対応、9V入力は5W / 7.5W / 10W / 15W出力に対応」の記載があります。
つまり、最大5V×3.1AのUSBポートと接続しても出力は5Wになります。
あらかじめ車内に備え付けられているUSBポートは、車種によりもますが5V出力のケースも多いです。
出力電圧が分からない場合は、USBポートの色で最大V数(電圧)を判別します。
例外はあるので目安程度に覚えておくと便利です。
色が白・黒の場合はほとんどの場合が5V出力です。
青や水色の場合は9V出力に対応している可能性があります。
オレンジや赤の場合は9V出力に対応している可能性が高いです。
また色に関わらず、PDやQC・Quick Chargeの文字がある場合は9V出力ができます。
※Quick Charge 1.0の場合は5V出力しかできません。
シガーソケット(アクセサリーソケット)からUSBポートを増設して9V出力できるUSBポートを増設することもできます。
パッケージ
フィリップス DLK2305Qは青色と水色のパッケージでフィリップスらしいカラーリングです。

付属品
付属品は豊富で、取扱説明書、USBケーブル(Type-A to Type-C)、拭き取りシート(ウェットとドライ)、金属リング、リング取付時の補助紙、透明保護シールです。
スマホに金属リングを取り付けない場合、金属リングとリング取付時の補助紙、透明保護シールは使用しません。

フィリップス DLK2305Q 本体
全体
フィリップス DLK2305Qは全体にブラック基調です。
充電部分、アーム、吸盤のパーツで構成されています。

充電部分(Qi2)
充電部分にはQi2のロゴが表示されています。
USBケーブルはこの充電部分に差し込みます。

充電部分は回すことができるので、スマホに左右の傾きを付けることもできます。

180°回転した状態でも使用できるので上向きにも下向きにも取り付けができ、設置場所の選択肢は広いです。
なお充電部分の裏面には空気孔があります。
エアコンの送風口付近に取り付ける場合は留意しておきたいポイントです。

吸盤
吸盤はロックダイヤルで締め付けて強度を増す作りになっています。

吸盤を貼り付けた後に、ロックダイヤルを回してロックします。
ロックダイヤルを緩めた状態であればアームを左右に振ることができます。

吸盤は粘着力のあるシリコン素材でできていて、保護シートが貼ってあります。

ロックダイヤルを回すと吸盤の凹みが大きくなるのが分かります。

吸盤の直径は66.8mmでした。
取り付ける場所は余裕を見て70mm×70mm程度のスペースが必要になります。

フィリップス DLK2305Qを取り付ける
実際にフィリップス DLK2305Qっを取り付けます。
取り付けるのはスズキのハスラー タフワイルド(MR92S)です。
運転席からも助手席からも見える位置を探しますが、カーナビと被ってしまったり、70mm×70mm程度の平らなスペースが意外に少なく難儀します。
あちこち位置を探り、結局は助手席側のダッシュボード部分に取り付けました。

ハスラー タフワイルド(MR92S)の場合、ダッシュボード前面の装飾用パーツとの間に段差があります。
ここを避けつつ、カーナビと被らない、さらにエアバッグの位置を外すと自ずとこの位置になります。

あとはケーブルをつなぐだけですが、ケーブルが邪魔にならないようにホルダーを使用して配線します。

なおケーブルクリップなどの小物はAliExpressの価格に関わらず3点で送料無料になるコーナーがおすすめです。
最後にスマホが充電ができるか確認をして取り付けは完了です。

フィリップス DLK2305Qの使い心地
充電スピード
フィリップス DLK2305QはQi2に対応していますが、最大15Wの出力です。
充電スピードに過度な期待はしない方が良いです。
スマホの機種により前後しますが、一般的なバッテリー容量の4,000~5,000mAhの場合、0→50%の充電に1時間弱、0→100%だと約2~3時間はかかります。
急いで充電したい時は、スマホに直接ケーブルを挿した方が効率よく充電できます。
ホールド力
フィリップス DLK2305QはN54強力磁石を使用していますが、マグネットの力・磁力はめちゃくちゃ強いとは感じませんでした。
スマホをケースなしの裸の状態で付ければがっちりとホールドしてくれますが、ほとんどの場合はケースを使用していると思います。
ハードケースの場合、素材的に滑りやすいこともあり、強い衝撃で外れてしまいました。
ソフトケースの場合は厚さに左右されます。
DLK2305Qからスマホが外れてしまう場合は、使用しているケースに付属の金属リングを使って対処できます。
フィリップス DLK2305Qが向いている人
ワイヤレス充電に対応したスマホを使っていて、スマホでで音楽再生をしたりナビとして使用する人におすすめします。
使用環境にもよりますが、音楽再生やナビを使用してもバッテリーは減らずにゆっくりと充電されていきます。
フィリップス DLK2305Qの評価
総評
フィリップス DLK2305Qは、Qi2規格に対応したMagsafe充電対応が売りの車載スマホホルダーです。
デザインや固定方式は満足がいく作りで、吸盤は粘着力があるタイプでロックダイヤルでさらに強固に固定することができます。
その一方で充電能力は最大15Wとスペック的にはやや不満が残ります。
最大25Wのものは数が少なく、発熱の問題や価格面とのトレードオフの側面ではあります。
5V入力時に5W出力に固定されてしまうのは規格的に仕方がないのですが、説明書の注釈が小さいなど不案内な部分も見受けられます。
シガーソケットアダプターを付属するなどの配慮があってもよいと感じました。
私は充電能力や規格を理解した上で購入したので不満はありません。
取付位置にやや苦労はしたものの、場所さえ決まれば吸盤による固定がしっかりでき、首振りもできるので使用に際してはとても満足しています。
おすすめ度
| 商品名 | フィリップス DLK2305Q |
|---|---|
| おすすめ度 | |
| 一言コメント | 15W充電には9V出力ができる電源が必須! |
