今回は中華キーボードのAJAZZ AK820 PROをレビューします。
AJAZZ AK820 PROは中華キーボードに多い、ホットスワップ対応&ガスケットマウント搭載のメカニカルキーボードです。
液晶ディスプレイ搭載のAJAZZ AK820 PROのほか、液晶ディスプレイのないモデル「AJAZZ AK820」、磁気スイッチ搭載の「AJAZZ AK820 MAXシリーズ」など、派生モデルが多いキーボードでもあります。
購入したのは、AJAZZ AK820 PROでキースイッチがGift Switchのモデル。
キースイッチがFlying Fish Switchのモデルもありました。
どちらもリニア軸ですが、Gift Switchは45gf、Flying Fish Switchは42gfです。
軽いタイピングが好きな人はFlying Fish Switchがおすすめです。
またGift SwitchはAmazonで購入できるので、両方試したい人もFlying Fish Switchのモデルがおすすめです。
前置きが長くなりましたが、コトコト系メカニカルキーボードのAJAZZ AK820 PROをレビューしていきます。

パッケージ&付属品
今回、AJAZZ AK820 PROはAliExpressで購入しました。
注文から到着までは12日です。
長旅だったこともあり、パッケージはややダメージを負っていました。

箱の中には両サイドに緩衝材が入っていました。

付属品はシンプル。
AJAZZ AK820 PRO本体のほか、マニュアル、USB Type-Cケーブル、キーキャップとキースイッチの引抜工具です。
予備のキースイッチや、クイックマニュアル的なものもありません。

2.4GHz接続のワイヤレスレシーバーは本体底面に収納されていました。

AJAZZ AK820 PRO 外観レビュー
購入したAJAZZ AK820 PROは、グレーモデルでキーキャップは透過しないタイプです。

キーキャップは透過するタイプが好みなのですが、黄色のアクセントカラーに惹かれてグレーモデルを購入しました。
デザイン的に飽きたらキーキャップを交換する楽しみもあります。
大きな特徴は本来はENDキーの位置に液晶ディスプレイが付いている点。
時刻やGIFアニメが表示できますが、あまり実用性はないので好きな画像を表示して楽しむのが良いです。

液晶ディスプレイの位置にあるはずのENDキーは省略されています。
個人的によく使うプリントスクリーンキーとENDキーがないのは不便ですが、ソフトを使えばキー配置はカスタマイズできるので良しとします。

ノブ(つまみ)の動作もソフトで割り当てることができます。
デフォルトでは音量調節になります。
AJAZZ AK820 PRO 外観レビュー(底面)
続いてAJAZZ AK820 PROの底面です。
滑り止めと高さ調節用の足が付いています。
ネジ穴は見当たらないので、滑り止めの下などに隠されているようです。
分解はちょっと面倒ですね。

加えてWindowsとMacの切替スイッチ、接続方式の切替スイッチとUSBレシーバーがあります。

高さ調節は2段階でこれも一般的な機能です。

AJAZZ AK820 PRO サイズ・重量
公式サイトに記載されている仕様と実測値を掲載します。
項目 | 公式サイト | 実測値 |
---|---|---|
横 | 327mm | 325mm |
奥行き | 136mm | 135mm |
高さ | 40mm | 40mm |
重量 | 800g(4,000mAh) | 782g(8,000mAh) |
ほぼ公式サイトの記載の通りでした。
AJAZZ AK820 PRO をパソコンに接続
AJAZZ AK820 PROの接続方式は、有線、Bluetooth、2.4G無線の3つです。
技適マークは見当たらなかったので、ワイヤレス接続は電波法違反になる点はご注意ください。
私はキーボードは有線接続一択なのでUSB Type-Cケーブルで接続します。
接続するとバックライトはレインボーカラーでした。

キーキャップが透過しないタイプなのでそこまで派手ではありませんが、ソフトをインストールして白色に変更しました。
Fnキーを押しながらノブ(つまみ)を回すと液晶ディスプレイにライティングの設定が表示されます。

液晶ディスプレイで確認しつつライティングの設定ができますが、ソフトで行った方がわかりやすく細かく設定できます。
AJAZZ AK820 PRO ドライバー
AJAZZ AK820 PRO用のドライバーはEPOMAKERとAJAZZのサイトからダウンロードできます。
AJAZZのサイトの方がバージョンが新しかったです。
AJAZZ AK820 PROのライティングの設定が細かくできます。

発光パターンを選んだり、色のカスタマイズが可能です。
キーの割り当ても可能なのでキー配置のカスタマイズができます。
存在しないENDキーや、プリントスクリーンキーの割り当てが可能です。

TOP Layerはキーをそのまま押した動作です。
Fn LayerはFnキー(ファンクションキー)を押しながらの動作です。
AJAZZ AK820 PROはキー数が少ないのでこれでキー数を拡張することができます。
マクロを設定することも可能です。

ゲーム用にマクロを組む、Excelや画像編集ソフトようにコマンドやショートカットを登録することもできます。
ゲーミング機能としてキーの遅延を設定できました。

AJAZZ AK820 PRO の打鍵感(Gift Switch)
私が購入したAJAZZ AK820 PROのキースイッチ(軸)は「Gift Switch」というリニア軸です。
スペック的には以下になります。
項目 | Gift Switch | Cherry 赤軸 |
---|---|---|
作動力 | 45±8gf | 45±15gf |
押下圧 | 45gf | |
Bottom Force | 60±8gf | |
総ストローク | 3.6±0.2mm | 4±0.6mm |
作動ストローク | 2.0±0.4mm | 2±0.6mm |
体感的には、CHERRY MXの赤軸、ないし互換品と同じ力でタイプする感じです。
キーボード本体の作りやキーキャップにも左右される点ですが、赤軸に比べると底打ち音が大きく、キーが戻る時の反響音は小さめです。
ガスケットマウントを備えているので、タイピング音は高いカチカチ音ではなくコトコト音ですが音は大きいです。
自宅で使うには揉んだないですが、オフィスや職場では気になるレベルです。
AJAZZの公式YOUTUBEチャンネルに動画があったので掲載しておきます。
動画の音の倍くらいの体感です。
※軸(キースイッチ)は不明です
AJAZZ AK820 PROはガスケットマウントの効果があって音は大きいながらもコトコト音を奏でます。
AJAZZ AK820 PRO のまとめ
AJAZZ AK820 PRO のおすすめ度
商品名 | AJAZZ AK820 PRO |
---|---|
おすすめ度 | |
使用期間 | 2025年4月~ 0ヶ月(使用中) ※ 2025年4月2日時点 |
