ホットスワップ対応の日本語配列キーボード「iKBC CD108 RGB」をレビューします。
iKBC CD108 RGBはGATERONのキースイッチを搭載し、スイッチマウントプレートの下に吸音フォームを配置した日本語配列のフルサイズキーボードです。
iKBC CD108 RGBはキースイッチの種類が豊富です。
今回レビューするGATERONの赤軸(リニア)モデルのほか、同じくGATERONの茶軸(タクタイル)、青軸(クリッキー)、OutemuのCreamy Yellow(静音タクタイル)、KailhのDeep Sea Silent Pro BoxのIsland(静音リニア)とWhale(静音タクタイル)のモデルがあります。
なお、バックライトを搭載しないiKBC CD108もあり、GATERONの赤軸・茶軸・青軸のモデルがあります。
オフィスや職場で音が気になる人は静音モデルがおすすめです。
OutemuとKailhの静音キースイッチは本当に静かです。
今回はスタンダードな赤軸モデルをレビューしますが、静音タイプのキースイッチへの交換もしてみたので参考になれば幸いです。

iKBC CD108 RGBの仕様
モデル&バリエーション
キースイッチの交換をしてみたい人には、価格的にKailhのモデルがおすすめです。
GATERONとOutemuのキースイッチのモデルは直販価格で17,980円、Kailhのキースイッチのモデルは19,800円で約2,000円の差です。
GATERONとKailhのキースイッチは、120個あたりで3,000円~4,000円の価格差があります。
各キースイッチの仕様は以下の通り。
| キースイッチ | タイプ | Actuation Force | プリトラベル | トータルトラベル |
|---|---|---|---|---|
| GATERON 赤軸 | リニア | 45gF(±15g) | 2.0mm (±0.6mm) | 4.0mm (±0.6mm) |
| GATERON 茶軸 | タクタイル | 55gF(±15g) | 2.0mm (±0.6mm) | 4.0mm (±0.6mm) |
| GATERON 青軸 | クリッキー | 45gF(±8g) | 2.3mm (±0.6mm) | 4.0mm (±0.6mm) |
| Outemu Creamy Yellow | 静音タクタイル | 45gF | 2.0mm (±0.6mm) | 3.3mm |
| Kailh Deep Sea Silent Pro Box Island | 静音リニア | 45gF(±10g) ※Operation Force | 1.8mm (±0.4mm) | 3.6mm (±0.4mm) |
| Kailh Deep Sea Silent Pro Box Whale | 静音タクタイル | 40gF(±10g) ※Operation Force | 2.0mm (±0.4mm) | 3.6mm (±0.4mm) |
仕様・特徴
| キー数 | 112キー フルサイズキーボード |
|---|---|
| 配列 | 日本語配列 |
| 接続方式 | 有線(USB) |
| キーキャップ | PBT昇華印刷 OEMプロファイル 日本語印字あり |
| キースイッチ | GATERON 赤軸 GATERON 茶軸 GATERON 青軸 Outemu Creamy Yellow Kailh Deep Sea Silent Pro Box Island Kailh Deep Sea Silent Pro Box Whale |
| バックライト | RGBバックライト搭載 |
| ガスケットマウント | 非搭載 ※吸音フォームあり |
| ホットスワップ | 対応 |
| キーマップアプリケーション | なし |
| その他の特徴 | ポーリングレート1,000Hz Nキーロールオーバー対応 |
接続方式は有線(USB)のみ、キーマップアプリケーションはなしという至ってシンプルなフルサイズキーボードです。
ガスケットマウントは非搭載ながらも吸音フォームを搭載、静音タイプのキースイッチもあり、オフィスでの音に配慮したモデルもあるのが特徴です。
iKBC CD108 RGBのパッケージ・付属品
パッケージ
iKBC CD108 RGBのパッケージは黒基調でサイバーなデザインです。
キーキャップがPBT製でOEMプロファイル、バックライト搭載、Mac OSでも使用できる旨が記載されています。

付属品
iKBC CD108 RGBの付属品はマニュアル、キーキャップとキースイッチの引き抜き工具、USBケーブルです。
予備のキースイッチは付属していません。

iKBC CD108 RGB 本体
正面
iKBC CD108 RGBの本体を見ていきます。
落ち着いたカラーリングでシックな雰囲気があります。
右上には消音と音量調節のキーが3つとCalキーがあります。
Calキーは押すと、Calculator(電卓)が立ち上がります。

ライトの色はいずれも白色で、ややまぶしいです。

底面
底面にはUSBケーブルを通す溝があり、ケーブルを背面か両側面から出せる構造になっています。
ケーブル用の溝以外は、折りたたみ式のスタンド、滑り止めとオーソドックスな作りです。

USBポートは引っ込んだ位置にあり、コネクタが飛び出さないようになっています。

背面
背面から見るとケーブルを通す溝があるのみです。
接続方式が有線(USBケーブル)のみなので接続方式を切り替えるスイッチなどは一切ありません。

脚(スタンド)
脚(スタンド)は三段階の調整ができる一般的なタイプです。

キーキャップ
キーキャップはPBTの昇華印刷。
消えにくい昇華印刷ですが、日本語キーボードは交換用のキーキャップの選択肢がほぼないのでダブルショット(2色成型)を望みたいです。

キーキャップの文字の視認性は良いです。

キーキャップの裏面です。
写真だとバリが目立ちますが実際は気になりません。

キースイッチ
キースイッチのGATERONの赤軸です。
多数のキーボードで採用されているメジャーな赤軸です。

キースイッチを外すとプレートと基盤の間の吸音材が見えます。
バックライトのLEDの位置は下側(南向き)であることがわかります。

バックライト
バックライトを確認します。
キーキャップが透過ではないのでバックライトはあまり目立ちませんが、低い角度から見るとしっかりとバックライトの色を確認できます。

高い角度から見るとバックライトが光っていることがうっすらとわかるレベルです。
モニターの明かりもないような真っ暗闇では文字の刻印は見えません。

写真でわかりやすいようにレインボーのバックライトを使用しましたが、単色発光も消灯もできます。
バックライトのパターンはMODE AからFまでの6種類で、各MODEに3種類のエフェクトがあります。
iKBC CD108 RGBのタイピング感
GATERON 赤軸
今回使用したiKBC CD108 RGBはGATERONの赤軸タイプです。
打鍵音はカタカタと大きい高めの音がします。
吸音材が効いているので金属音はしませんが、しっかりとした底打ち音が鳴ります。
オフィスでは少し迷惑になるレベルですが、周りを気にしないで良いのであればタイピングにあわせて鳴るカタカタ音は心地よいです。
しっかりとした底打ち感があり反発も強めです。
タイピングが強い人、しっかりと底打ちをする人は指の負担が大きくなりますが、しっかりとした底打ち感を得ることができます。
Kailh Deep Sea Silent Pro Box Island
キースイッチをiKBC CD108 RGBでも採用されているKailh Deep Sea Silent Pro Box Islandに交換してみました。

打鍵音はスコスコといった感じでかなり静かになり、スペースキーはコトコト音で心地よいです。
静寂に包まれてシーンとした環境では目立つ音ですが、雑音がする環境では気にならないレベルです。
ガスケットマウント構造ではないので底打ち音を吸収しきれませんが、十二分に静かなキーボードになります。
しっかりとした底打ち感が欲しい人や、ガスケットマウントの柔らかさが苦手な人で静音キーボードが欲しい人には刺さると思います。
iKBC CD108 RGBのまとめ
iKBC CD108 RGBの接続方式は有線のみ、マクロキーはなし、キーマップアプリケーションもなしと割り切っており、オフィスユース・作業用向けの仕様です。
またキースイッチの違いで6タイプがあり、さらにホットスワップ対応、Nキーロールオーバー対応でタイピングに重きを置いていることがわかります。
ガスケットマウントは非搭載ですが吸音フォームは使用しており、質実剛健なキーボードで音に配慮した仕様になっています。
またホットスワップ対応で好きなキースイッチに交換できるので、簡単に自分好みにカスタマイズすることができます。
個人的には底打ち感が強く指への負担を感じてしまいましたが、そこは好みの問題。
iKBC CD108 RGBはしっかりとした底打ち感が好きな人には刺さるタイピング感です。
iKBC CD108 RGBのおすすめ度
| 商品名 | iKBC CD108 RGB |
|---|---|
| おすすめ度 | |
| 使用期間 | 2026年1月~ 1か月(使用中) ※ 2026年2月25日時点 |
コトコト系日本語キーボードのおすすめ機種
コトコト音が特徴的な日本語キーボードのおすすめ機種は別記事でまとめてあります。





