本記事ではNIPLUXのEMS EYE RELAXをレビューします。
NIPLUX EMS EYE RELAXは、EMS・加圧・温熱と全部入りともいえるアイマスクです。
酷使されがちな目のケアはもちろん、EMSや温熱で目元ケアもできるのでパートナーや家族と一緒に使うこともできます。
私の場合、日中はパソコンでデスクワーク、移動時間や空き時間はスマホをピコピコ、夜はテレビ・Youtube・アマプラ・ネトフリ、土日もパソコンで記事の執筆と目を酷使してしまっています。
何かしらアイケアをしたいなと漠然と考えていたところに見つけたのが、NIPLUX EMS EYE RELAXでした。
実際にNIPLUX EMS EYE RELAXを使用してみてわかったことや感じたことをレビューしていきます。
EMS EYE RELAXはNIPLUXから提供いただいていますが、忖度なしで率直な感想をお伝えします。

NIPLUX EMS EYE RELAXのパッケージ・付属品
パッケージ
まずはパッケージから見ていきます。
黒い箱の正面にはEMS EYE RELAXの文字が、上面にはNIPLUXの文字があります。
シンプルと言えばそれまでですが、箱には厚みがありデザインも相まって高級感があります。

付属品
付属品は本体のほか、「収納袋」「充電用USBケーブル」「取扱説明書」「カード」。
USBケーブルはType-A to Type-Cのよく見かけるタイプのケーブルです。
USBアダプターは付属おらず、出力が(10W)5V2A以内のものを使用してくださいとありました。
※2.1Aや2.4Aなど2A以上あるアダプターも使えます。
USBアダプターもType-Cに移行しつつある昨今、付属してくれた方が親切ですね。

収納袋は質感が良く滑らかでサテンのような手触りです。
NIPLUX EMS EYE RELAX本体
アイマスク正面
正面から見るとどことなくサイバー感があります。
外側の材質はポリカーボネートで、耐熱性が高く燃えにくく頑丈という特徴があります。
多くのアイマスクはホワイトやベージュ、ゴールドなどの色を使用することが多いので、男性も使いやすいブラックは個人的には高評価です。

作りが二重構造になっていて、グイッと曲げることができるのでフィット感も期待できます。

アイマスク内側
内側には目に沿ってくぼみがあります。
くぼみの下、目もとに当たる部分は溝で囲まれています。
実際に使用して分かったのですが、目もとにはEMSの電気刺激が当たるようになっています。

ベルト
ベルトはゴム製で、長さ調整用のパーツも一般的なもの。
頭囲が大きい私(ニューエラのキャップのサイズが8でも小さい)が装着しても十分な長さ、頭囲が小さい妻が装着しても問題ありませんでした。

充電部分
充電用のUSBポートはアイマスクの右下部分にあります。
カバーは付いていないので、気になる人は100均などのカバーを使用するのが良いです。

NIPLUX EMS EYE RELAXの操作・モード
操作方法
アイマスクの特性上、操作を見ることはできません。
そのために操作ボタンは2つと至ってシンプルです。
アイマスクを装着した状態で右側にあるのが電源ボタン。
電源とモード切替の機能を兼ねたボタンです。

電源を入れると青く点灯します。

左側にあるのがレベル(強弱)を切り替えるボタンです。
レベルは1→2→3→4→5→1・・・と一方向にしか切り替わらないので、EMSの強めの刺激が苦手な人は切り替える時は外した方が無難です。

電源オン、モード切替、レベル変更をした時はすべて女性の声でアナウンスが流れます。
注意事項
早速使いたいところですが、目に使うものなので取扱説明書をしっかり確認します。
「ペースメーカーなどの医用電子機器を使用している人は使用しない」「医師からマッサージを禁じられている人は使用しない」などなどの事項が並びます。
ごく一般的な内容ですが内容はしっかりと確認した方が良いです。

モード
続いて「モード」を確認します。
取扱説明書にあるモードを抜粋すると以下の通りです。
| モードの種類 | 各モードの機能 | 各モードのレベル |
|---|---|---|
| モード1 | 加圧 | レベル1・2 |
| モード2 | 温熱 | レベル1・2 |
| モード3 | EMS | レベル1~5 |
| オートモード1 | 加圧+温熱 | レベル1・2 |
| オートモード1 | EMS+温熱 | レベル1~5 |
繰り返しになりますが、モード切替、レベル変更をした時はすべて女性の声でアナウンスが流れるので、アイマスクをした状態でも使用に問題はありません。
音声のオン/オフも切り替えることができます。

NIPLUX EMS EYE RELAXの使い心地
モード1:加圧
加圧はレベルが2つあり、レベル1はほど良い加圧、レベル2はしっかりとした加圧です。
私はレベル2で使用してちょうどよいと感じました。
段々と加圧が心地よくなり気持ちが良くなりました。
アイマスクを外すと加圧からの解放と、暗闇からの解放ですっきりとした気分になりました。
私は長時間のパソコン作業・ゲーム・動画の視聴後などに使いたいです。
早速アイマスクを装着して電源を入れます。
ピロロリーンと音がし、音声で「モード1」とアナウンスが流れたのでそのまま加圧を使用してみます。
まぶたをグーッと加圧され、一定の間停止し、減圧されます。
次に目じりのあたりをグーッと加圧され、一定の間停止し、減圧されます。
加圧の時はヴーっとモーター音がして、減圧の時はプシューッと空気が抜ける音がします。
基本的にはこの2つの動作なのですが、加圧や停止する時間が何パターンかあり単調さはありません。
わかりにくいので写真で説明していきます。
加圧されていない時の写真が以下です。

次にまぶたを加圧されているの写真です。
写真ではふくらみが弱いように見えますが、しっかりと加圧されいるのを体感できます。

最後に目じりのあたりを加圧されている時の写真です。
アイマスクの両端が膨らんでいることがわかります。

モード2:温熱
温熱もレベルが2つあり、レベル1は温かい、レベル2はしっかりと温かいです。
私はレベル2がちょうどよいと感じました。
電源を入れてすぐに温かくなるのを感じられるので、心地よくてなんだかほっとして徐々に眠気を誘われました。
レンチン式のホットアイマスクとは異なり、最後まで温度が保たれるのが良いです。
私は寝る前などに使いたいです。
電源を入れて、ボタンを1回押すとモード2の温熱になります。
音声で「モード2」とアナウンスが流れすぐに温かくなるのを感じます。
加圧とは異なり、リズムなどはなくホットタオルやまさにホットアイマスクの感覚です。
説明書によるとレベル1が38±3℃、レベル2が42±3℃とのこと。
レベル2の状態で表面温度を計測すると約40℃でした。
実際に使用する時は肌に密着するので42±3℃くらいの体感になると思います。

モード3:EMS
EMSはレベルが5つあり、私はレベル1はかすかに感じる程度、レベル5はしっかりと感じる体感で、最終的にはレベル3に落ち着きました。
妻はレベル2では刺激が強く、レベル1があっているそうです。
モード3のEMSは目の下、目もとから目じりにピクピクと刺激を感じます。
例えるとすると、目もとの筋肉が痙攣する状態が強弱がありながら続くような感覚で、ちょっと不思議です。
アイマスクを外すと、目もとが引き締まったような感覚がありキリっとしました。
私は仕事やパソコン作業の前や、休憩時間に使いたいです。
化粧水の後に使うのもアリですね。
電源を入れて、ボタンを2回押すとモード3のEMSになります。
EMSは電気的な刺激で、腹筋ベルトなどで使われているピリピリ・チクチクするあれですね。
音声で「モード3」とアナウンスが流れ、目もとから目じりにかけてにピクピクと刺激を感じます。
レベルは5段階あり、私はレベル1ではほとんど刺激を感じず、レベル3がちょうどよく感じました。
妻はレベル1でちょうどよいとのことなので、感じ方には個人差があります。
モード3のEMSは一定の強さで刺激があるわけではなくリズムや刺激の強さに変化があります。
初めはピッピッピッと弱めですが、途中でビビビビビビと変化があります。
初めて使用する時は、ゆっくりと様子を見つつレベルを変えるのがおすすめです。
オートモード1:加圧+温熱
温度はモード2の温熱と同じなのですが、加圧される分だけ温度は高く感じました。
個人的にはモード1の強化版と位置付けていて、アイマスクを外した時に加圧・暗闇に加えてさらに温度からも解放されるので、よりすっきりとした気分になりました。
私は長時間のパソコン作業・ゲーム・動画の視聴後などで、気分転換をしたい時に使いたいです。
5つのモードの中では最も汗をかいたので、洗顔前に使うのもアリだと感じました。
オートモード1は加圧と温熱の組み合わせで、ちょっと贅沢なモードです。
オートモード1にしてすぐに加圧が始まり、温度も温かくなり始めます。
レベルは2段階で、レベル1の温度が38±3℃、レベル2の温度が42±3℃とのこと。
使用した感覚では加圧のレベルも変わります。
私は、加圧がある分だけ温度も高く感じたのでレベル1でちょうど良かったです。
5つのモードの中では私が最も汗をかいたモードです。
(汗の付いたアイマスクの裏側の写真を掲載しているので、苦手な人は飛ばしてください。)

オートモード2:EMS+温熱
オートモード2は、モード3のEMSの強化版だと感じました。
個人的にはレベル3だと温度が低く、レベル4だとEMSが強く、レベル選択が難しいモードでした。
使用するとEMSと温熱の2つの刺激が心地よく、NIPLUX EMS EYE RELAXを味わっているような感覚でした。
アイマスクを外した後を楽しむよりも、アイマスクの装着中を楽しむようなモードだと感じました。
私は音楽を聴きながら使いたいです。
オートモード2はEMSと温熱の組み合わせです。
オートモード2にしてすぐに温かくなり始め、EMSの刺激が始まります。
レベルは5段階で、EMSのレベルに応じて温度が変わります。
EMSのレベル1~3だと温度は38±3℃、レベル4・5だと温度は42±3℃とのことです。
私は、EMSはレベル3が好み、温熱は42±3℃の方が好みだったので、組み合わせ的には適合するレベルがありませんでしたが、結局はEMSの好みを優先してレベル3に落ち着きました。
EMSと温熱の組み合わせは、NIPLUX EMS EYE RELAXの最大の特徴の1つと言えそうです。
Bluetoothスピーカー機能
NIPLUX EMS EYE RELAXにはBluetoothスピーカー機能が付いています。
モードの切り替えや、レベルの変更時に女性の音声が流れるのでスピーカーが搭載されているわけですが、そのスピーカーから音楽などが流せます。
NIPLUX EMS EYE RELAXの電源を入れた状態で、スマートフォンのBluetooth設定を見てみると「NIPLUX-EER」が見つかります。

「NIPLUX-EER」を選択して接続します。
接続形式はSBCですが、スピーカーは両端に設置されており普通に聴くことができます。

とりあえず激しめのロックを流したのですが、NIPLUX EMS EYE RELAX使用中はスローテンポな曲やヒーリングミュージックの方がマッチします。
音楽以外でもAudibleなどのオーディオブックを聞いて、家で一人時間を楽しむこともできます。
NIPLUX EMS EYE RELAXのまとめ
NIPLUX EMS EYE RELAXは、EMS・加圧・温熱に対応したアイマスクです。
EMS・加圧・温熱をそれぞれで使用するモードに加えて、EMS+温熱と加圧+温熱のモードがあります。
これ系のアイマスクとしては珍しいマットなブラックで、男性でも使いやすいデザインになっています。
使用感はもとてもよく、EMS+温熱と加圧+温熱のオートモード1とオートモード2はぜひ体験して欲しいです。
詳しい使用感は記事内をご参照いただきたいのですが、特にEMS+温熱のオートモード2はNIPLUX EMS EYE RELAXを味わっているような感覚で真骨頂とも言えます。
私のようなおじさんはもちろん、妻も使用できるので(どちらかというと妻の方がニーズが高い)、家族間で使い回すこともできます。
NIPLUX EMS EYE RELAXは、いわゆる「自分では買わないけれど欲しいもの」ジャンルに属する商品だと思うので、自分自身へのご褒美や親しい人へのプレゼントにしてみてはいかがでしょうか。
NIPLUX EMS EYE RELAXのおすすめ度
| 商品名 | NIPLUX EMS EYE RELAX |
|---|---|
| おすすめ度 | |
| 使用期間 | 2025年11月~ 0.5ヶ月(使用中) ※ 2025年11月22日時点 |

