在宅勤務時のテレビ会議におすすめのマイクをご紹介します。
在宅勤務時のテレビ会議には、周りの音を拾わない・拾いにくいのが特長の単一指向性のマイクと、小さくて邪魔になりにくいピンマイク・ラベリアマイクがおすすめです。
マイク単体ではなく、ヘッドセットやイヤホンマイクをお探しの方は以下の記事も参考にしてください。
マイクの選び方
単一指向性マイク
単一指向性のマイクは、音を拾う方向がマイクの正面のみになります。
キーボードをマイクの後方に設置するればタイプ音を拾いにくくなります。
その反面、マイクと口の距離が離れると声を拾いにくくなる傾向があります。
機種によって異なりますが、20~30cm離れると声は小さくなります。
小型のマイクであればできるだけ口元に近づけるように意識してください。
大型のマイクはマイクアームを使うと位置の調整がしやすくなります。
またマイクを使用しない時は跳ね上げたり、端に寄せることができて便利です。
ピンマイク・ラベリアマイク
ピンマイク・ラベリアマイクは小さく邪魔になりにくいです。
身体を前後・左右に動かしても音をしっかりと拾うことができます。
ピンマイク・ラベリアマイクは動きに強い反面、周囲の音・環境音を拾いやすく雑音が入りやすいです。
またマイクに服や髪が触れると雑音になるので注意が必要です。
ピンマイク・ラベリアマイクは周囲の音・環境音を拾いやすいので、パソコンを操作しながらの会議には不向きです。
ライブ感が必要なゲーム実況や、Vlogなど動画撮影向きのマイクです。
テレビ会議の時はパソコンの操作をする時は静音のキーボードやマウスでしましょう。
おすすめの単一指向性のマイク
エレコム HS-MC07BK
エレコム HS-MC07BKは実売価格が1,000円を切る低価格なマイクです。
低価格ながらミュート機能が付いているのが特徴です。
接続方式は3.5mmミニプラグで本品は3極タイプです。
ノートパソコンでイヤホンも接続する場合は、別途分岐ケーブルが必要になります。
サンワサプライ MM-MC32N
こちらも低価格な単一指向性のマイクでサンワサプライ MM-MC32Nはいかがでしょうか。
フレキシブルアームでマイクの角度調整がしやすいです。
サンワサプライ MM-MC32Nは接続方式が3.5mmミニプラグで本品は3極タイプです。
サンワサプライ MM-MCU03BKN
サンワサプライ MM-MC3U03BKNはMM-MC32NのUSB接続モデルです。
ほぼ同じ形状ですが、MM-MC3U03BKNはミュートボタンが付いているのが特徴です。
3.5mmミニプラグ接続のものは、パソコンできちんと音量の調整をしないと音が小さいマイクが多いです。
パソコンの設定は苦手・面倒という人はUSB接続のものが使いやすいです。
オーディオテクニカ ATR4800-USB
オーディオテクニカ ATR4800-USBは、日本の音響機器メーカーらしく音質に定評のあるマイクです。
感度が高く、声をよく拾うのが特徴です。
マランツプロ M4U
マランツプロ M4Uはカラオケのハンドマイクの形をしたハンドヘルド型のマイクです。
周りの音を拾わないで、自分の声をしっかりと拾ってくれます。
接続方式がやや特殊で、パソコンにはUSBアダプターを接続、USBアダプターにマイクを接続して使用します。
SONY ECM-PCV80U
SONY ECM-PCV80Uも、カラオケのハンドマイクの形をしたハンドヘルド型のマイクです。
2011年10月発売という超ロングセラーモデルです。
接続はマランツプロ M4U同様、パソコンにUSBアダプターを接続し、USBアダプターにマイクを接続して使用します。
JBL QUANTUM STREAM TALK
JBL QUANTUM STREAM TALKは、JBLのゲーミングデバイスの1つです。
マイク本体でミュートだけではなく音量調節をできるあたりにゲーミング用途らしさを感じます。
「スーパーカーディオイド」を謳っており、超単一指向性のマイクです。
Blue Yeti BM400BK
Blue Yeti BM400BKは、ひろゆきさんが使っている有名なマイクです。
単一指向性の他、無指向性、双指向性、ステレオと指向性を本体のダイヤルで切り替えられます。
さらにソフトウェア「Logicool G HUB」の「BLUE VO!CE」を使用すれば、より細かく音質の調整ができ、自分の声をより聞こえやすくすることができます。
BLUE VO!CEなしで使用すると、ただの超高感度マイクとなってしまうのでご注意ください。
おすすめのピンマイク・ラベリアマイク
エレコム HS-MC06BK
ピンマイクでとにかく安いのがエレコム HS-MC06BKで、600円程度で購入できます。
とりあえず必要な場合にいかがでしょうか。
マイクは無指向性でウインドスクリーン(風防)も付いていないので、静かな室内での使用に限った方が良いです。
FIFINE C2A
FIFINE C2Aは中華メーカーFIFINEのピンマイクです。
FIFINEのマイクは低価格ながらコスパが良く、Amazonのランキングでも常連です。
マイクは無指向性で、ウインドスクリーン(風防)付きです。
SONY MCM-PC60 / ECM-SP10
SONY MCM-PC60はピンマイクとしても、付属のマイクスタンドで据え置きマイクとしても使えるのが特徴です。
マイクは無指向性、本体は金属製(真鍮)で高級感があります。
MCM-PC60は3.5mmプラグが4極でスマホ向けです。
SONY ECM-LV1
SONY ECM-LV1は本来はカメラ用マイクですがパソコンでも使えます。
特徴はステレオ収音による臨場感。声をクリアに拾います。
ステレオ収音でマイクが無指向性のため周囲の音を拾いやすいので、静かな室内での使用がおすすめです。
コードの長さは1mと短めなのでご注意ください。
オーディオテクニカ ATR3700
オーディオテクニカ ATR3700も本来はカメラ用マイクですがパソコンでも使えます。
クリップ部分の機構が秀逸で、ケーブルを取り回しやすくマイクの向きの調整がしやすいです。
声を拾いやすく音質も良いですが、無指向性のためやや周囲の音を拾う傾向があります。
周囲の音、環境音が入ってしまう場合は?
Zoom 、Google meet 、Microsoft Teams のノイズキャンセリングをオンにする
テレビ会議のアプリ・ソフトのノイズキャンセリングをオンにしましょう。
パソコンの負荷が少しだけ高くなりますが、ほとんどの場合は問題ないはずです。
NVIDIA Broadcast アプリを使用する
NVIDIA Broadcastは、NVIDIAのRTXシリーズのビデオカードを搭載しているパソコンであればインストールできるソフトウェアです。
AIによるノイズキャンセリング機能が入っています。
もちろん無料で使えます。
Krisp を使用する
Krispは有料のソフトウェアでAIによるノイズキャンセリング機能が入っています。
無料プランでは60分/日の利用制限がつきます。