2025年7月の発売開始から高コスパで人気を博したXiaomiのPOCO F7。
私もPOCO F7(ブラック)を購入したのでレビューします。
XiaomiのPOCOシリーズは、Xiaomiシリーズと比較してカメラ性能が控えめです。
Xiaomiシリーズはライカ製レンズを搭載、Xiomi 17 Ultraなどは2億画素望遠カメラを搭載しています。
POCOシリーズは5000万画素のメインカメラと800万画素の広角カメラの構成が標準です。
POCOシリーズはカメラ性能を抑える一方でハイエンド機種と同じSoCを搭載する機種もあり、これらの機種はコスパの良さから話題になることが多々あります。
今回レビューするPOCO F7もカメラ性能を抑え、SoCは上位モデルのSnapdragon 8s Gen 4を採用しています。
それでいて価格は54,980円~で、セール時には4万円台、MNPを使用すれば約3万円で購入できる高コスパなスマートフォンです。
私がメイン機としてPOCO F7を選んだ理由と、POCO F7のメリット・デメリットを交えつつレビューしていきます。

POCO F7のスペック
仕様・スペック一覧
| 機種名 | POCO F7 |
|---|---|
| SoC | Snapdragon 8s Gen 4 |
| メモリ | 12GB |
| ストレージ | 256GB / 512GB |
| ディスプレイ | 有機EL |
| 解像度 | 2772×1280 |
| リフレッシュレート | 120Hz |
| メインカメラ | 5000万画素メインカメラ |
| 広角カメラ | 800万画素超広角カメラ |
| インカメラ | 2000万画素 |
| デュアルSIM | nano SIM + nano SIM |
| ネットワーク帯域 | 2G:GSM:850/900/1,800/1,900MHz 3G WCDMA:B1/2/4/5/8/6/19 4G LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/66 4G LTE TDD:B38/40/41/42/48 5G n1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/48/66/77/78/ 2×2 MIMOをサポート |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7 |
| Bluetooth | Bluetooth 6.0、デュアルBluetooth |
| 対応コーデック | SBC / AAC / AptX / AptX HD / AptX Adaptive / LDAC / LHDC 5.0 |
| おサイフケータイ | 非対応 ※NFCは搭載 |
仕様は上記の通りですが注目ポイントをそれぞれまとめます。
SoC
SoCはSnapdragon 8 Gen 3 と同等の性能を誇るSnapdragon 8s Gen 4を採用しています。
準ハイエンドと言えるSoCです。
国内販売されているスマートフォンでは、POCO F7のほかNothing Phone (3a)があります。
カメラ
カメラはPOCOシリーズでは標準仕様で、5000万画素のメインカメラ、800万画素の広角カメラ、2000万画素のインカメラです。
必要十分なスペックと言えます。
eSIM非対応
POCO F7はeSIMには非対応です。
デュアルSIMにはもちろん対応してnano SIMを2枚挿すことができます。
おサイフケータイ非対応
NFC機能は搭載していますがおサイフケータイには非対応です。
モバイルSuicaやPASMOなどの交通系IC、楽天EdyやQUICPayなどのタッチ決済は使用できません。
NFCは搭載しているので、Google Payを使用したタッチ決済は使えます。
マイナポータル・マイナンバーカード
2026年3月時点では、Google Playストアからのマナポータルアプリのダウンロードができませんでした。
apkファイルを入手してアプリをインストールさえしてしまえば、マナポータルアプリの使用もマイナンバーカードによる認証もできますが、完全に自己責任です。
90Wの超急速充電&最大22.5Wのリバース充電
90Wの超急速充電に対応していて、付属の充電器とケーブルを使用すれば30分で約80%まで充電できます。
リバース充電に対応していて、スマートフォンなどの機器をPOCO F7とケーブルでつなげばPOCO F7から給電されます。
使用できるキャリア
結論からお伝えすると、POCO F7は全キャリアで使用することができます。
ただし各キャリアのすべての帯域に対応しているわけではないので表にまとめました。
各キャリアが使用するネットワーク帯域のうち、POCO F7が対応するネットワーク帯域には色を付けてあります。
×印はPOCO F7が対応していない帯域です。
4G
| 4G | docomo | au | SoftBank | Rakuten |
|---|---|---|---|---|
| B1 | docomo | au | SoftBank | |
| B3 | docomo | au | SoftBank | Rakuten |
| B8 | SoftBank | |||
| B11 | × | × | ||
| B18 | au | Rakuten | ||
| B19 | docomo | |||
| B21 | × | |||
| B26 | au | |||
| B28 | docomo | au | SoftBank | |
| B41 | au | SoftBank | ||
| B42 | docomo | au | SoftBank |
4GではB11とB21に対応していません。
いずれも補助的な役割を担う目的で使われる帯域で、日本独自とも言える帯域です。
そのためグローバルモデルのスマートフォンでは対応していないことが多い帯域です。
使えないとめちゃくちゃ困る、という訳ではないです。
5G
| 5G | docomo | au | SoftBank | Rakuten |
|---|---|---|---|---|
| n1 | au | SoftBank | ||
| n3 | au | SoftBank | ||
| n28 | docomo | au | SoftBank | Rakuten |
| n40(Sub-6) | au | |||
| n77(Sub-6) | au | SoftBank | Rakuten | |
| n78(Sub-6) | docomo | au | ||
| n79(Sub-6) | × | |||
| n257(ミリ波) | × | × | × | × |
5Gではdocomoのn79に対応していません。
ただしn78や4G回線もあるので、まったく電話がつながらない・ネットにつながらないことはありません。
少なくとも私は困ったことがないです。
POCO F7はミリ波には非対応です。
POCO F7のパッケージ・付属品
パッケージ
POCO F7のパッケージは黒基調に黄色い文字でPOCOらしいデザインです。
POCOはXiaomiのサブブランドという位置付けで、黄色がイメージカラーになっています。
F7 UltraやX7 Proでイエローのカラーバリエーションがあるのはこれが理由です。

付属品
POCO F7の付属品は、90Wの超急速充電に対応した充電器とUSBケーブル、ケース、SIMピンとマニュアルです。

POCO F7 (ブラック)本体
正面
POCO F7 (ブラック)の本体です。
ディスプレイには保護シートが貼ってありました。
指紋認証の設定時に剥がすように案内がでましたが、そのまま使用しても問題ありませんでした。

背面
背面はブラックで引き締まった印象です。
バックパネルの質感は硬質のプラスチックのように感じますが強化ガラスです。

カメラ部分
カメラ部分はやや出っ張っていて今時のスマホらしいです。
ブラックモデルは埃が目立ちますが、ケースを付けて使用するのであまり気にはならないです。

ボタン部分
右側面にあるボタン部分です。
ボタンはすべて右側面に集約されているので、左側面には何もありません。
上にボリュームボタン、下に電源ボタンの配置です。
フレームはアルミニウム合金でメタルフレームになっています。

底面
底面にはSIMトレイ、充電用のUSB Type-Cポート、スピーカーがあります。
スピーカーはインカメラの上部にもあり、デュアルスピーカーです。
POCO F7にはF6から引き続きイヤホンジャックはありません。

POCO F7の性能
AnTuTuベンチマーク(V11.0.9)
ベンチマークソフトのAnTuTu(V11.0.9)のスコアです。
4回計測しましたが総合スコアはいずれも200万オーバー、GPUスコアは70万前後でした。
2026年3月時点では、準ハイエンド機種と言えるスコアだと思います。

| 目安 | AnTuTu総合スコア(V11) |
|---|---|
| 超ハイエンド これで重いならゲームが悪い | 総合スコア300万以上 |
| ハイエンド 3Dの重いゲームも軽快 | 総合スコア250万以上 |
| 準ハイエンド 3Dの重いゲームもOK | 総合スコア250万以下 |
| ミドルハイ 3Dの重いゲームは設定次第 | 総合スコア200万以下 |
| ミドル 必要最低限+Webや動画+軽いゲーム | 総合スコア150万以下 |
| ミドルロー 必要最低限+Webや動画 | 総合スコア100万以下 |
| エントリー 通話とLINEなど必要最低限 | 総合スコア50万以下 |
ディスプレイ
ディスプレイはAMOLED(有機EL)を採用。
リフレッシュレートはほぼ標準になったとも言える最大120Hz。
10万円オーバーの機種と比べるとさすがに見劣りしますが性能的には十分なディスプレイです。
| 解像度 | 2772×1280(1.5K) |
|---|---|
| サイズ | 6.83インチ |
| ディスプレイ技術 | フレキシブルAMOLED(有機EL) |
| リフレッシュレート | 最大120Hz |
| タッチサンプリングレート | 最大480Hz |
| 標準輝度 | 700nits |
| HBM輝度(高輝度モード) | 1700nits |
| ピーク輝度(最大輝度) | 25%の表示領域をカバーする3200nits |
| 色深度 | 680億色 |
カメラ
メインカメラ
メインカメラのセンサーはメーカー表記だと「Sony IMX882」で、Motorola moto g66j 5Gなどで採用されている「LYT-600」と同じものです。
普段使いには十分な性能です。
| 画素数 | 5000万画素 |
|---|---|
| カメラセンサー | SONY IMX882(LYT-600) |
| 手ぶれ補正 | 光学式手ぶれ補正(OIS) |
| F値 | 1.5 |
| 動画 | 4K:30fps / 60fps 1080p:30fps / 60fps 1080pスローモーション:120fps / 240fps / 960fps 720p:30fps 720pスローモーション:120fps / 240fps / 960fps |
広角カメラ
広角カメラは800万画素でPOCOシリーズとしては標準的な仕様です。
| 画素数 | 800万画素 |
|---|---|
| カメラセンサー | OV08F |
| 手ぶれ補正 | 電子式手ぶれ補正(EIS) |
インカメラ
インカメラは2000万画素でPOCOシリーズとしては標準的な仕様です。
| 画素数 | 2000万画素 |
|---|---|
| カメラセンサー | OV20B(1/4インチセンサーサイズ) |
| 手ぶれ補正 | 光学式手ぶれ補正(OIS) |
| F値 | 2.2 |
| 動画 | 1080p:30fps / 60fps 720p:30fps 720pスローモーション:120fps |
POCO F7のまとめ
私がPOCO F7を選んだ理由はコスパの良さに尽きます。
もともとPOCOシリーズやRedmi Noteシリーズを使っていたこともありますが、これらの機種を選んだのもコスパの良さからです。
コスパの良さには理由があって、わかりやすく言えばSoCはハイスペックでもカメラやディスプレイは必要最低限に抑えてあります。
例えばメインカメラは5000万画素でミドルレンジの機種と変わりませんし、カメラセンサーのSONY LYT-600はMotorola moto g66j 5Gなどのミドルローの機種と同じものです。
ディスプレイはAMOLED(有機EL)ですが、上位モデルと比較すると最大輝度などでは劣ります。
おサイフケータイ非対応、マイナアプリも公式には非対応で出来ないことも多いです。
POCO F7はSoC以外の抑えられるところは抑えることでコスパの良さを実現しています。
カメラ性能にはこだわらないけどSoCの性能にはこだわりたい、でも費用はあまりかけたくない、
そんな人におすすめです。
POCO F7のおすすめ度
| 商品名 | Xiaomi POCO F7 |
|---|---|
| おすすめ度 | |
| 使用期間 | 2026年3月~ 0.5か月(使用中) ※ 2026年3月20日時点 |

