Philips(フィリップス)のサイドホイール付きマウスのSPK7858をレビューします。
Philips SPK7858は93gとサイドホイール付きマウスとしては軽量で、MX Master 4の約150gの2/3の重量です。
販売価格はサイトによって差がありますが、楽天市場 PHILIPS正規取扱店 エルモショップでは4,980円で販売されています。
1,000円OFFクーポンがでることもあり、3,980円で購入できる価格も魅力の1つです。
Philipsといえば電動歯ブラシのソニッケアーやシェーバーのイメージが強いですが、マウスの評価はどうなのでしょう。
実際にPhilips SPK7858をレビューしていきます。

Philipsについて
Philipsはオランダに本社があるヘルスケア・医療機器メーカーです。
かつては総合家電メーカーでしたが事業の整理を行い、現在はヘルスケア・医療機器に特化しています。
ヘルスケア・医療機器以外の製品は、Philipsブランドのライセンス契約の下に製造・販売がされており、液晶モニターやモバイルバッテリー、マウス・キーボードなどもこれに該当します。
家電事業など事業ごと売却したケース、照明事業など独立したケースもありますが、これらもPhilipsブランドで販売が継続されています。
Philips SPK7858の仕様・スペック
サイズ・重量
Philips SPK7858のサイズと重量をまとめます。
比較用にMX Masterシリーズの最新のMX Master 4の数値を掲載しています。
| 項目 | HP 780M | MX Master 4 |
|---|---|---|
| 長さ | 約123.03mm | 128.15mm |
| 幅 | 約82.7mm | 88.35mm |
| 高さ | 約44.87mm | 50.8mm |
| 重量 | 約93g | 150g |
Philips SPK7858のサイズは、数値で見るとMX Master 4よりもそれぞれ約5mm小さいです。
実際に握ってみても一回り小さい印象を受けます。
重量はサイドホイール付きのマウスとしては軽量な93g。
約107gのRapoo MT760、約80gのKeychron M6の中間です。
MX Master 4と比べるとかなり軽く感じます。

仕様・スペック
Philips SPK7858のスペックを確認します。
| 項目 | Philips SPK7858 |
|---|---|
| 接続方式 | Bluetooth×1 2.4GHzワイヤレス×2(Type-AとType-Cレシーバー) |
| Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.0 |
| DPI | 800、1600、2400、3200、4000 |
| ボタン数 | 5ボタン ・左クリック ・右クリック ・ホイールクリック ・戻るボタン ・進むボタン |
| バッテリー | 500mAh |
| バッテリー持続期間 | 約100時間連続使用 |
| センサー | PixArt 3215 |
| ユーティリティソフト | なし |
センサーはPixArt 3215。
調べた限りでは同じセンサーを搭載したマウスは見つけられませんでしたが、最大DPIは4000なのでエントリーモデルのセンサーです。
ユーティリティソフト・専用ドライバーはありません。
プラグアンドプレイで動作するシンプルな仕組みのマウスです。
会社のパソコンなどインストールに制限のある環境でも使用できます。
Philips SPK7858のパッケージ・付属品
パッケージ
Philips SPK7858のパッケージはダンボールに直接印刷をしたタイプ。
FSC認証取得パッケージで、ヨーロッパに拠点を構える企業らしく環境負荷を低減したパッケージです。

付属品
付属品は冊子類が多く、マニュアル、重要事項説明書、保証に関するカード、延長保証のQRコード、充電用USBケーブルです。
マウス本体は紙袋に包まれています。

ワイヤレスレシーバーはマウスの底面に格納されています。
Type-AとType-Cの2つが格納されています。

Philips SPK7858 本体
上面
Philips SPK7858を上から見たところです。
サイドホイールが付いているマウスとしてはオーソドックスな形状ですが、サイドホイールが上面に露出しています。
MX Master 4の発売以降は、上面にサイドホイールが露出しているタイプが増えてきました。

前面
前から見ると傾斜の角度がよくわかります。
この傾斜角も標準的で、MX Master 4などとほぼ同じです。
充電用のType-Cポートはこの前面下部にあります。

左側面
左側面にはサイドホイールと進む・戻るボタンがありますが、サイドホイールは短いのが特徴的です。
サイドホイールの長さはMX Master 4のほぼ半分、HP 780MやProtoArc EM25と比べても3分の2ほどのサイズです。
親指のポジションには波状の滑り止め加工がされています。

右側面
右側面にも波状の滑り止めの加工がされています。

背面
背面にはPHILIPSのロゴが印字されています。
サイドホイールは横方向にもしっかりと露出しているのがわかります。

底面
底面はワイヤレスレシーバーの格納スペースのほか、接続先の切替スイッチと電源スイッチがあります。
接続先は3つから切り替えができますが、Type-Aレシーバー・Type-Cレシーバー・Bluetoothの3つとの切替となっており、やや独特な仕様です。

スクロールホイール
スクロールホイールは軽量の金属製(おそらくアルミ)で、ゴム・シリコン系素材の滑り止めが付いています。
回転はラチェット(引っかかりがある)タイプで、高速スクロールには対応していません。
見た目の割には軽量です。

サイドホイール
サイドホイール(サムホイール)はおそらくプラスチック系の素材にメッキ加工を施したもの。
同じくゴム・シリコン系の滑り止めが付いています。

Philips SPK7858の使用感
ホールド感・握り心地
ホールド感は良いです。
高さが抑えられているので手のひら馴染みます。
しっかりとホールドしても手がデスクから離れないので操作がしやすいです。

MX Master 4は高さがありサイズもやや大きめなので、しっかりホールドすると手のひらがデスクから離れてしまいます。

質感は及第点といったところ。
高級感は感じられませんが、サラサラな手触りはメーカー製パソコンに付属のマウスよりは良いです。
クリック感
左右クリックは静音クリックでとても静かです。
スイッチの反発がやや強めにも感じますが及第点と言えます。
進む・戻るボタン
進むボタン・戻るボタン、ホイールクリック、DPI切替ボタンはカチカチと音が鳴るタイプ。
個人的には進むボタン・戻るボタンも静音仕様のマウスが好みなので、残念なポイントです。
スクロールホイール
スクロールホイールはラチェット(引っかかりがある)回転で、高速スクロール・スムーススクロールには対応していません。
軸ブレはなく綺麗な回転をするので工作精度は良いと言えます。
操作感は軽いですがひかっかりがあるので狙ったところできちんと静止できます。
サイドホイール
サイズの小さいサイドホイールですが、設置場所がよく出っ張りもあるので操作性は悪くありません。

ラチェットのないスムースな回転ですが、パーツが軽量なので操作時にサッサッと摩擦音がします。
価格を考慮すれば仕方がありませんが安っぽさがあります。
Philips SPK7858の評価
総評
Philips SPK7858を実際に使用してわかった事は、握りやすいサイズでホールド感の良いマウスだということ。
サイドホイール付きマスとしては93gと軽量でサイズも小さめです。
手の小さい人やこのタイプの小型のマウスを求めている人には候補の1つになり得ます。
サイドホイールは回転させた時に安っぽさがあるのは残念ですが、設置位置が良く出っ張りもあるので操作性は悪くはありません。
サイドホイールのサイズが小さいのに良くできていると感じます。
左右クリックは静音仕様と要点は押さえていますが、それ以外のボタンはカチカチと音が鳴る仕様です。
好き嫌いが分れるポイントだと思うのでご注意ください。
専用ドライバー・アプリ不要で動作するプラグアンドプレイなので、インストールに制限のある会社のパソコンなどでは重宝されそうです。
逆に言えば機能の割り当てやマクロの登録をするには、別途フリーのユーティリティソフトが必要になります。
同価格帯のマウスとしては、高速スクロールのサンワサプライ 400-MAWBT207(Amazon)、あるいは同じOEM元と思われるINFINMIND(Amazon)とUGREEN(楽天)のマウス、通常スクロールの400-MABT191が挙げられます。
Philips SPK7858はこれらのマウスと比較してもホールド感が良いので、他の仕様を確認してから購入を検討してみてください。
おすすめ度
| 商品名 | Philips SPK7858 |
|---|---|
| おすすめ度 | |
| 一言コメント | 残念なポイントはあるものの、持ちやすさと価格が魅力! |
